株式会社電通

短時間正社員制度の導入・実施状況は?

2014年1月より、一定の部署の一部のクラスの正社員に対し、短時間・短日制度を導入し、希望者には適用しています。これは、事由を問わず、期間の上限もありません。途中で、通常勤務に戻すことも可能です。

また、既存の育児や介護による短時間勤務制度との併用も認めているため、例えば、育児勤務とこの短時間制度両方を利用した場合には、所定勤務時間より2時間短い勤務時間で、また、2019年1月以降は、育児勤務との併用で最大3時間短い勤務時間で就業可能です。

また、申請する際、取得事由を詳細に記載する必要がないため、さまざまな事情を抱えている社員でも、利用しやすい制度となっています。

制度についての今後の方針やお考えは?

より効率的かつ柔軟に働くことができるよう、現在の育児・介護制度を含め、社員の声を聴きながら制度の拡充を図っています。

短時間正社員制度の課題は?

制度利用者だけでなく、社員全員が限られた時間の中で成果や能力を十分発揮できるよう、労働環境改革を通じてこれまで以上に職場環境整備を進めてきました。そのような中、短時間勤務者に特化したマネジメントの工夫なども施し、総合的に働きやすい環境が整ってきています。

今後管理職が組織やチームでの役割分担を行いやすく、また評価制度をはじめとした人事制度の見直しにより、制度利用者が高いモチベーションを持ってパフォーマンスを発揮できるよう、努めていく予定です。