無期雇用・正規雇用への転換

○「無期転換ルール」を知っておきましょう
  • ・ 有期雇用で働く方が、労働契約が更新されて契約期間が通算5年を超える時に、無期雇用になることを希望して「無期転換」の申込みをした場合、期間の定めのない労働契約(無期労働契約)に転換される、という無期転換ルールがあります(労働契約法18条)。
    トラブル防止等のため、無期転換ルールの内容をよく理解しておき、無期転換後の業務内容や処遇を、あらかじめ労使でよく確認しておきましょう。

▶ 詳しくは 有期雇用労働者の無期転換サイト(企業の方向け)
 有期雇用労働者の無期転換サイト(企業で働く方向け)
○非正規雇用労働者が正社員に転換できるチャンスが必要です
  • ・ パート・有期雇用で働く方の中には、正社員になることを希望しながらやむを得ず非正規雇用として働き続けている方がいます。
    「無期転換ルール」により期間の定めのない雇用になっても、正社員とは異なる待遇で働いている方もいます。


  • ・ パート・有期雇用の方や、無期転換をした方には、希望に応じて正社員への転換を図ることで、待遇の納得性や仕事の意欲を高め、企業への定着を図ることが期待されます。
    企業には、パート・有期雇用労働者に対し、正社員の募集機会を周知することなどが義務づけられています(パート・有期法13条)。


  • 無期(正規)転換社員の声(無期転換サイト)
○「多様な正社員」への転換で、優秀な人材の定着を!
 従来型のフルタイム正社員だけでなく、勤務時間や勤務地、職務内容などを限定した「多様な正社員」制度があれば、様々な働き方を希望する優秀な人材の定着に役立ち、パート・有期雇用で働く方が正社員へ転換した時や、無期転換をした社員の新しい働き方の選択肢としても期待できます。

▶ パート・有期雇用労働者の正社員転換を支援します!!