クラスメソッド株式会社

貴社は、どんな会社ですか?

当社は2004年に高田馬場で創業し、今年で12期目を迎えるIT企業です。約80名の社員が在籍し、クラウド(AWSクラウド)およびスマートフォンアプリに注力しています。

短時間正社員制度の導入・実施状況は?

見直しにあたり、現状把握の為、育児介護等ライフイベントの有無に関わらず、インタビューを実施しました。インタビューを通して見えてきたものは、働き方のニーズが多様化しているという事実でした。

従来、当社の短時間正社員制度は勤務時間を3パターン(火・水・木曜日の9:00~17:00勤務等)提示し、制度利用者はその3パターンのいずれかを選択する、固定されたものでした。

今回の制度見直しでは、一例として、09:30~15:30(実働5時間)の週5日、14:30~18:30(実働4時間)の週5日等、希望者および業務繁忙のマッチングを判断し、働き方を決定しています。

制度見直しの目的は、「社員が実際に制度を利用したいと考えた時、その社員が希望する働き方に対応できるようにすること、また、この結果、社員同士がお互いに配慮し、お互いのリソースを如何に活用できるか自立的に考えていく組織を実現すること」です。この制度見直しにより、「退職せず、継続して勤務する制度ができたことは喜ばしい」との声が制度利用希望者より寄せられました。

制度を導入した背景や経緯は?

当社は、結婚・出産・育児等のライフステージを迎える年代、また、介護を要する親世代を支える年代で構成されています。育児・介護休業法に対応するだけでなく、社員が働きやすい環境を整え、継続就業・キャリアアップを支援できるよう、制度見直しを決めました。

制度についての今後の方針やお考えは?

介護を要する親世代を支える年代に、制度利用者が増えると予想します。ワークシェアリングを活用し、社員が、それぞれの置かれた環境のもと、結果を出し、会社が活発になる、そのような正の循環を目指します。また、営業職・エンジニア職の経験を有する育児退職の方には、当社にて実力を発揮いただければと考えています。