住友林業株式会社

貴社は、どんな会社ですか?

住友林業グループは、320余年前に開坑した愛媛県別子銅山の銅山備林経営を創業としています。現在は、「再生可能で人と地球にやさしい自然素材である『木』を活かし、『住生活』に関するあらゆるサービスを通じて、豊かな社会の実現に貢献する」ことを経営理念に掲げ、森と木の価値を余すところなく世界の人々に届ける「世界一の森林会社」をめざしています。

短時間正社員制度の導入・実施状況は?

本人または配偶者が妊娠中の者、および小学6年末までの子を養育する者を対象とし、所定労働時間を1日につき最大2時間を限度に30分単位で短縮出来ます。また、要介護状態にある対象家族を介護する者についても、同様に短縮することが出来ます。
これにより、育児や介護を理由とする離職を防ぐことができ、週休3日制を合わせたこれらの制度利用者は、2012年度29名、2013年度29名、2014年度32名となっています。

制度を導入した背景や経緯は?

当社は、多様な働き方を認め社員がやりがいを持って仕事に取り組み、さらに社員一人ひとりの生活を充実できる職場をめざして、育児・介護諸関連制度の運用や女性活躍推進、時間外労働の削減などに取り組んできました。
2013年度からは人事部内に「働きかた支援室」を新設し、育児や介護、キャリアサポート、メンタルヘルス、定年後再雇用などの働き方・キャリアに関する支援窓口を集約。社員が従来以上に相談しやすい体制を整えて、多様な働き方をサポートしています。
また、2013年12月には改めて当社グループとして女性活躍推進の意義を3つに集約し、「住友林業グループ女性活躍推進宣言」を社長名で発信しました。(http://sfc.jp/information/company/keiei_rinen/woman/)

制度についての今後の方針やお考えは?

近年、日本国内では少子高齢化などを背景に人財の確保が経営における大きな課題のひとつになっています。当社では、多様な働き方や女性社員の活躍を支援する制度を拡充することで、次代を担う優秀な人財の確保にこれからも努めていきます。