取組事例(2023年)

公益財団法人やまなし文化学習協会

基本情報

業種 その他
都道府県 山梨県
社員数
(2023/03時点)
正規職員:15名
非正規(年度任用)職員:22名
事業概要
  • ①山梨県立男女共同参画推進センター管理運営(指定管理)事業
  • ②甲斐市双葉ふれあい文化館管理運営(指定管理)事業
  • ③山梨県生涯学習推進センター業務受託事業
  • ④(山梨県)山梨ことぶき勧学院業務受託事業
  • ⑤(山梨県)「森の教室」等普及啓発ゾーン業務受託事業
  • ⑥(山梨県)山梨近代人物館業務受託事業

取組を行った待遇

基本給
賞与
手当
退職金
福利厚生
休暇・
休職制度
教育訓練
その他

PDFデータ

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取組のポイント・概要

背景

国の働き方改革の流れに加え、組織力向上、より質の高いサービス提供等のため、ワーク・ライフ・バランスの強化、風通しよく働きやすい職場環境等を目指し、改善を図ってきた

取組

非常勤(年度任用)職員の通勤手当の上限規定を撤廃、休暇・休職制度を正規職員、非正規職員ともに山梨県庁に準じた休暇・休職制度への改善を実施

待遇 パートタイム労働者・有期雇用労働者に対する支給状況
取組前 取組後
通勤手当 上限あり 通勤手当の上限を撤廃
休暇・休職制度 一部の休暇・休業制度(傷病休暇、婚姻休暇等)はなし 山梨県会計年度任用職員に準じた特別休暇・休業制度に改正、正規職員、非正規職員ともに休暇・休業制度(傷病休暇、婚姻休暇等)を拡充した

効果

  • ・職員満足度向上
  • ・新規休業制度について該当する職員の取得実績があった。

取組の詳細

取組に向けた検討プロセス

 国における働き方改革の流れがあることに加え、組織力向上、より質の高いサービス提供等のため、ワーク・ライフ・バランスの強化、風通しよく働きやすい職場環境等を目指し、改善を図ってきた経緯がある。
 取組のプロセスとしては、職員間における不合理な待遇等の見直しを行い、山梨県庁に準じた休暇・休職制度への改善と、一部手当の不合理な待遇差改善の必要性があると考えた。
 制度導入時の労使間の調整は、まずは組織内にて情報共有を行い、質問・意見等の募集をし、最終案を提示して、理事会・評議員会による承認を受け、全職員からの書面による合意を得て、制度改正へと至った。

図表 雇用区分と主な職務内容等

雇用区分の名称
(人数)
主な職務内容、配置の変更の範囲等
正規職員
15名
  • ・職務:施設の管理運営、事業の企画・実施、等
  • ・配置変更:あり(全事業所対象)
非正規(年度任用)職員
22名
  • ・職務:正規職員の補助(窓口対応、事務、館内整備、等)
  • ・配置変更:原則なし
アルバイト労働者
(随時雇用)
  • ・職務:職員の補助(作業補助等)
  • ・配置変更:なし

パートタイム労働者・有期雇用労働者の待遇改善状況の詳細

 職員間における不合理な待遇等の見直しを行い、「山梨県庁に準じた休暇・休職制度改善」と「一部手当の不合理な待遇差改善」の必要性があると考えられたため、この2点の改善を行った。

【手当】

パート職員の通勤手当の上限規定を撤廃し、同法人の正規職員と同一基準とした。

【休暇・休職制度】

正規職員、非正規職員ともに、山梨県に準じた特別休暇・休業制度に改正し、休暇・休業制度(傷病休暇、婚姻休暇等)を拡充した。
これにより非正規職員も正規職員同様、傷病休暇・婚姻休暇等の取得が可能となった。

取組による効果

  • ・職員満足度向上
  • ・新規休業制度等の取得実績

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