パートタイム労働者の活躍推進の取組を発信(宣言)

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2017年03月06日公開

ひとりひとりが自分の働きやすい働き方をセレクトして、チームの生産性を向上させるメイト制度の導入 株式会社ペンシル

パートタイム労働者の職務内容

月次レポート・報告書・資料作成、各種調査(業界・競合・市場調査など)、チェック作業など

取組の背景

当社は「WEBコンサルティング」を事業としており、本来、コンサルタントはクライアントのためにアイデアや提案を生み出すという「考える業務」に多くの時間を費やすことが理想であるにも関わらず、一人のコンサルタントがコンサルティング業務だけでなく、レポート作成や調査、チェック作業などの運用業務を含む全ての業務を担当していたため、コア業務であるコンサルティングに集中することが難しい環境となり、また、時間外労働も問題となっていた。

また、クライアントの商品には女性向けやシニア層向けのものも多く、コンサルティングを提供するにあたり、担当コンサルタントだけでなく、主婦や子育て中の女性、またシニア層などを含む様々な方の視点を取り入れたいと考えていた。

取組分野

  • 人事評価・キャリアアップ
  • 正社員転換推進措置
  • 福利厚生・安全衛生
  • ワーク・ライフ・バランス
  • 職場のコミュニケーション等

取組内容(取組分野で選択した分野について記載)

2011年9月、子育てや介護などにより就業時間に制限がある方をパートで採用する「メイト制度」を開始。3名の初期メンバーからスタートし、2017年1月現在15名にまで拡張している。メイトはコンサルタントの業務から切り分けた、非属人的で工数管理がしやすい業務を担当するため、残業がなく、ライフステージにあわせた勤務時間・曜日で就業可能。またライフステージの変化などに伴い、キャリアアップを望むメイトについては正社員登用の制度もあり、実際に制度を利用し正社員として活躍中のケースも。
さらに、メイト従業員も有給休暇や産前産後休暇や育児休暇を取得でき(取得/復職実績あり)、社内セミナーや健康診断、社内報の配信など職場のコミュニケーションや福利厚生も正社員とほぼ同じように充実させている。

工夫した点・苦労した点

2016年4月、メイト制度の発展形としてサテライトオフィス「PIC(ペンシル イノベーション セントラル)」を開設。福岡市都心にある本社とは異なる郊外に開設することで、都心まで通勤することが難しい就業希望者や学生などにも就労機会を提供している。2017年1月現在、元システムエンジニアやプログラマーなど子育て中の主婦を中心として6名の従業員がPICで就労しており、メイト制度同様、コンサルティング業務、WEBサイト運営、システム開発、調査分析などの支援業務に携わり、業務工数管理の徹底、ノウハウの属人化排除、業務の仕組み化や見える化を推進し、品質の高いオペレーション業務に特化することで、コンサルティングの品質向上支援を実施している。現在PICは1拠点のみだが、今後郊外での複数の新拠点開設を予定している。

取組の成果・課題

非属人的で工数管理がしやすい業務をメイトやPIC従業員に集約することで当該業務の質が向上するとともに、コンサルタントがコンサルティングに集中できる環境が構築され、現在の時間外労働はメイト制度開始の2011年と比べ35%削減されている。また、様々なメイト従業員の視点が加わることでクライアントへのコンサルティングの精度も向上した。

一般的に残業が多く短時間勤務では復職しづらいと言われるIT業界において、個人の希望する勤務体系や勤務時間での雇用を可能にし、子育てや介護だけに限らず、趣味との両立のためにパート勤務を希望する方、IT業界に復帰したいがブランクがあるためまずはパート勤務を希望する方など、様々なニーズを抱えた方に就業機会を提供している。また、2016年9月、アクティブシニア採用として61才の男性メイト従業員も入社しており、今後も、定年後も働く意欲があり経験豊富なアクティブシニア層を積極的に採用していく。

今後の取組方針

メイト従業員には、コンサルタントから切り分けられた業務だけでなく、過去の経験を活かした業務を担当して欲しいという思いもあるため、経験に基づいた新しい仕事を創り出したり、社内から見つけたりと、メイト従業員の能力とコンサルタントの業務をパズルのように組み合わせることで、より生産性の高い環境づくりに貢献し続けてもらいたい。

また、弊社は多くのメイト従業員に支えられていることを忘れず、彼らの声に耳を傾けながら、新たな人事評価制度の見直しや、社内教育の充実など、さらにやりがいをもって働ける職場にしていきたい。