パートタイム労働者の活躍推進の取組を発信(宣言)

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2016年09月30日公開

平成28年度「パートタイム労働者活躍推進企業表彰」
奨励賞(雇用均等・児童家庭局長奨励賞)

受賞メダル

仕事と家庭の両立を図るため様々な取り組みを実施 株式会社オーティーエス

パートタイム労働者の職務内容

ファッション商品の入荷検品、洗濯ネーム付け、下げ札・値札付け、検針・触針、ピッキング、梱包等、入荷から出荷までの業務をひと通り行います。

取組の背景

パートタイム労働者の約97%が女性でかつ主婦層のため、子育てをしながら無理なく働けるしくみ作りにより、定着率の向上を図ってきた。
それと平行して、勤務状況を正しく評価し、待遇にダイレクトに反映することにより就業意欲の向上を図っている。
また子育てが一段落したパートタイム労働者が、希望に応じてスキルアップできる仕組み作りとして、契約社員や正社員への登用については10年以上前から実施している。

取組分野

  • 労働条件の明示・説明
  • 教育訓練等の能力開発
  • 人事評価・キャリアアップ
  • 正社員転換推進措置
  • 福利厚生・安全衛生
  • ワーク・ライフ・バランス
  • 職場のコミュニケーション等

取組内容(取組分野で選択した分野について記載)

【労働条件の明示・説明】
入社前の面接時に、入社後の労働条件や注意事項を必ず提示・確認の上、入社していただいている。
また労働条件通知書には勤務時間や休日はもとより、ご本人の収入制限の希望等も明記し、お互いに雇用条件が確認できるようにしている。
就業規則も実態に合った制度に常に改定しており、常に全従業員が閲覧できる状態になっている。
労働に関する相談窓口も設置しており、より詳細な説明の求めにも対応できる仕組みとなっている。

【教育訓練等の能力開発】
社内研修委員会が業務に即した研修を立案し、パートタイム労働者にも受講していただいている。
また全従業員を対象として外部講師を招いた研修を実施し、全従業員が同じ目線で業務に向き合える環境作りに取り組んでいる。

【人事評価/キャリアアップ】
年1回の評価に基づき賃金の改定を実施している。

【正社員転換推進措置】
評価結果と面談により本人の希望を把握し、契約社員へのステップアップや正社員への登用の道を提示している。

【福利厚生・安全衛生】
福利厚生施設に関しては、基本的に正社員と同様に利用することができる。
また自転車通勤が多いため年1回自転車安全講習を実施し、安全意識の向上を心掛けている。
自転車保険への加入を推奨しており、加入費用について会社が一部補助している。
永年勤続表彰(10・15・20・25・30年)を毎年行っており、正社員だけでなく多くのパートタイム労働者も表彰されている。

【ワーク・ライフ・バランス】
育児・介護等を抱えている方でも無理なく勤務できるよう、1日2時間、週2日からの勤務を認めている。
パートタイム労働者のワーク・ライフ・バランスを重要視しており、希望に沿った勤務日数や時間を設定できる雇用体系としている。
また育児休業や介護休業・休職制度の利用率が高く、常に育児休業や休職は3~4名が利用している。
有給休暇も取りやすい環境が整備されており、パートタイム労働者の取得率は100%近くを維持している。

【職場のコミュニケーション等】
すべての事業所にリフレッシュルームを設置しており、昼休みや休憩時にパートタイム労働者同士の憩いの場となっている。
年1回は互いのコミュニケーションを図る場所を設けるため、会社の補助を利用して忘年会・新年会を実施ししている。
また5年毎に全従業員を対象とした懇親会を実施し、なかなか顔を合わせる機会の無い他部署との懇親の場を設けるようにしている。

工夫した点・苦労した点

パートタイム労働者の大半が主婦層でかつ子育てをしながらの就業となるため、お子様の急な発熱等の体調不良や学校行事等で休まざるを得ないことが多々あり、それを前提とした勤務体系を考えている。
また扶養範囲内での勤務を希望する方が多いため、年収の管理をする一方、その制限額を超えない範囲での勤務の仕組み作りに工夫を凝らしている。

取組の成果・課題

【成果①:顧客満足度の上昇】
パートタイム労働者への教育の拡大や評価制度により個々の能力や意欲が高まった結果、お客さまへ提供するサービスの質が向上し、年1回実施している顧客満足度調査の結果としても現れている。
 顧客満足度調査結果(10点満点)
  2010年 平均8.1点
  2015年 平均8.5点

【成果②:収支の改善】
正社員と同じように研修を受講することがパートタイム労働者の就業意識向上につながり、また全体朝礼によって会社としての方針や現状の課題などを適宜伝えることにより、全社一丸となっての業務意識が醸成された。
そのため現場の収支が改善し、人件費率マイナス1.2%、営業利益率プラス2.2%(いずれも対前年度比見込))という結果に繋がっている。

【課題】
これまでは子育て中の主婦層を主に意識した制度作りをしてきたが、今後はシニア世代や障がい者といった方々でも働きやすい環境を整えることが急務と考えております。
現状の制度に満足せず常に世の中の情勢に適った労働環境の構築に力を尽くしていきます。

今後の取組方針

弊社は多くのパートタイム労働者によって成り立っているので、今後も意見を聞く場を増やして、より働き易い環境を提供し、よりやりがいのある評価制度と待遇作りに取り組んで行きたい。