パートタイム労働者の活躍推進の取組を発信(宣言)

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2015年12月01日公開

平成27年度「パートタイム労働者活躍推進企業表彰」
最優良賞(厚生労働大臣賞)

受賞メダル

多様な働き方で満足度UP! 休暇日本一めざし笑顔いっぱい! 賞与査定はパートも同じ! 認定NPO法人 ハートフル

パートタイム労働者の職務内容

すべての部門でパートタイム労働者が活躍しています。
介護支援専門員 生活相談員 機能訓練指導員 介護職員 訪問介護員 
保険外サービススタッフ 調理スタッフ 弁当配達スタッフ 地域活動スタッフ など

取組の背景

設立し3年目に、志ある男性スタッフが「生活できない」理由で退職した。
運営が軌道に乗ったら「人材育成」と「職場環境」に力を入れようと決意。
スピードある改革に取り組んだ。

取組分野

  • 労働条件の明示・説明
  • 賃金
  • 教育訓練等の能力開発
  • 人事評価・キャリアアップ
  • 正社員転換推進措置
  • 福利厚生・安全衛生
  • ワーク・ライフ・バランス
  • 職場のコミュニケーション等

取組内容(取組分野で選択した分野について記載)

1.労働条件は、採用時や更新時に書面と口頭の両方で説明している。

2.賞与〈期末手当〉は正社員とパートも同じ計算方法で行っている。

3.正社員とパートが同じ職務の場合は同額賃金、
  似通った職務の場合は正社員に近づけた。

4.資格取得手当、勤続表彰10年(5年毎)、その他表彰

5.独自の評価制度を活用し、自己評価と上司評価を賞与にも反映。
  その差異をグラフ化し、本人とその上司、上層部も入り面談する。

6.教育訓練等は、年間で予定をたてている。
  介護に携わる人には1回/月、全部門では2回/年、
  その他介護分野では、個別研修、各部門勉強会、外部研修等ある。

7.キャリアアップのための施策を多方面で行い、スキルを高める訓練を実施し、
  パートであっても意欲が持てる機会を作る。

8.目標管理。年目標、月目標を部門管理者と行う。代表との目標設定も各種行う。

9.初めての委員会発足、「環境委員会」各部門から1~2名選出し部門を超えて
 「気づき」を磨きあい改善を促す。それが業務にも活かされている。

10.正社員転換制度 年2回実施、5年で9名実績。
  短時間正社員(1日5hから可能)2名実績、現在1名は週4日で継続。

11.特別休暇制度(有給)の充実 
 ① チャイルド休暇 3日/年、小学校卒業までの子供と孫に。半日取得も可能。
 ② 誕生日休暇1日~3日/年、自分の誕生日月に取得。
 ③ わたすげ休暇〈リフレッシュ休暇〉3日を3回/年〈長時間パート対象〉
 ④ 障害者家族支援(障害を抱えている親)
 ⑤ 結婚休暇、忌引休暇、ボランティア休暇等

12.子供や孫、父母や祖父母と一緒に出社、各種会議・研修も一緒に可能。

13.各種行事は、ご家族参加で交流

14.社員研修旅行、忘年会、部門交流食事会

15.無償ボランティア食事会&交流会

16.手作りのおいしい食事を1食300円で誰でも、昼食・夕食に利用可。

17.産業カウンセラー配置 2回/月、上司でも同僚でもない、斜めの関係
  で誰でも利用可能。「室さんの談話室」

18.保健師による保健指導、健診後の相談、日々月ごとの指導記録アドバイス実施

19.「働き方アンケート」「疲労度チェック」「休暇アンケート」など
  意見の吸い上げをこまめに行い、その意見を反映させて改善に取り組んでいる。

20.各管理者面談はもとより、トップとの面談も毎月ひとり15分行っている。
  必要時は、複数管理者との面談も、定期的面談の他にも随時行っている。

21.プラスの言葉、ちょっと一言メッセージ。
  事務所入口に大きな木の絵を貼り、これに各人ごとの年度目標が書いてある葉っぱを貼り付け。
  その下に袋がある。入れたい人の袋にメッセージを入れる。ちょっとした言葉で元気が出る。

22.情報の共有を迅速に正確に把握することが信頼を築ける。
  その為のあらゆる方法・手段を使って行っている。

工夫した点・苦労した点

【工夫した点】
1.顔と顔で向き合って、とことん話す時間を作る。

2.頻繁にアンケートを取り、できるだけ本音をくみ出す機会を作る。
  そして、それを言える場の設定をする。
  時には研修としてグループワークで考える場を与えたり、悩みや意見も出し
  合って、「ひとりではないよ」と思えるものを実施する。
  アンケート結果は集計し開示する。その意見を反映させる。
  それをいかにスピードをもって行うかがカギである。

3.各人ごとに「目標管理」を行い、見える化に取り組む。
  年目標、月目標を管理者と向き合って進捗状況の把握、課題等を話し合う。
  又、トップとも目標設定を行い、3~6か月、各種内容でその人に合わせて
  行う。達成の喜びが意欲に繋がったり、人間的成長を自ら気づく機会を作る。

4.その人が持っている可能性を引き出し、人間的成長を目指してひとりひとり
  根気強く向き合う。
  活躍の範囲や仕事のスキルをあげていける機会を各種設けることで、意欲を
  持って仕事に向き合えることを実行する。

【苦労した点】
1.どんなことに関しても全員が賛成ということはない。
  反対や不満があって当たり前。あきらめないで改革を常にやり続けること。

2.定年がないので、スタッフの中には高齢者も多い。
  「知らない」「聞いてない」など物忘れが頻繁に起こる。
  人によって状況は様々なので、その場での配慮や対応の仕方、
  伝えるタイミングや方法などを、その人ごとに変えている。
  そこには膨大な時間がかかるが、根気よく取り組んでいる。

取組の成果・課題

【成果】
1.応募者増による人員不足の解消
 ① 今までの取り組みから、ホームページ等で情報を入手した若い方々の応募者が増え、
   看護師不足を解消できた。
   現在は、前職を定年退職後の方5名、子育て中のスタッフ3名が加わった。

2.退職者の激減
 ① 22年度~25年度は、退職者18.5人、26年度は一気に一桁の7名となった。
 ② 27年度上半期は、2名。

3.様々なアンケートを頻繁にとり、スピードをもっての改革が満足度アップ

【課題】
1.保険外サービスの「たすけあい」や「地域活動」がいかに社会にとって大切か、
  この必要な事業が利益を生み出さないものである以上、運営のバランスをも
  考えなくてはならない。地域で必要な新たな事業を今後も開設する予定である。
  上記を担いながらである為、スタッフの賃金を抑えざるを得なくなるため、
  今まで以上に「魅力的な職場づくり」に取り組むことが必要である。

2.多様な働き方が可能であるがゆえに、休暇の取り方がスタッフ間で偏らないように、
  お互いに公平に状況を理解しあう雰囲気をつくり、今まで以上に話し合う機会を
  増やして本音で語れる近道作戦で実施していく、職場内コミュニケーションの大切さ
  をさらに周知していく必要がある。

今後の取組方針

人材育成のさらなる強化と仕組みづくり。
① 研修制度の構築強化を図る。
②「使える、活きる、見える」独自の仕組みを作り、人間的成長や自己啓発に役立てる。
③「楽しみ」「わくわく」するものを取り入れる。