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コラム(ようこそ短時間正社員!) 第10話:職場のハーモニー

新年度がスタートし、ハーモとモニーの職場にも新しい動きがあるようです。

モニー

新年度のスタートね。大学院の方はどう?

ハーモ

まあ、これからですけれど。
自分の仕事を整理して、クライアントの情報についても、先輩と一通り共有しました。
課長に提案して、課全体でのクライアント情報共有のフォーマットも、これまでより対応の進捗状況をしっかり把握できるような形に見直してます。

モニー

ちゃんと準備してるのね。
課内のみんなも、あなたが大学院に行くために短日勤務を使うって、ちゃんと理解しているみたいだしね。

ハーモ

一応、課長がメールで情報を流してくれましたけど、時間をみつけては、一人一人に話すようにしました。
モニー先輩が言ってたように、自分が何のために大学院に行くのか、これからどういう仕事がしたいのか、単に「情報を流す」だけじゃなくて、考えを「伝える」ことが重要かなと思って。

モニー

私も育児休業中だったOさんが来月から復帰して、短時間勤務をするらしいから、相談に乗れるように、自分がしてきたことを整理してるわ。

ハーモ

うちの課も短時間や短日勤務の利用者が増えたけれど、Oさんの育児休業中に来てもらっていた派遣社員の方の契約は継続して、契約社員のLさんは正社員登用が決まりましたしね。戦力としては、なんとかやっていけそうですね。

モニー

そうね。病気療養から復帰したJ先輩も、ようやくフルタイムに戻したけれど、以前より課全体の残業も減ったし、お互い様で助け合う雰囲気ができたから、気持ち的に楽だって言ってたわ。
J先輩に限らず、調子が悪くなってきたら、早めに休みをとることで、本当にダウンしちゃうことを防がないとね。

ハーモ

聞きましたか?先日のS部長のお休み、ご両親の介護のためだったらしいですよ。離れて住んでいるお父さんが倒れたので、介護休暇を1日とって金曜日から日曜日まで実家で親族会議だったみたいです。

モニー

そうなんだ。意外ね。お母様の介護の時には「当然、全部妻が看たよ」って言ってたのに。

ハーモ

「父親は一人暮らしだし、妻だけ行かせる訳にもな」とか苦笑いしてたみたいですよ。
でも、あの部長がそういう話を社内でするようになったことも、家庭の用事で休みを取ったってことも、すごくないですか?

モニー

そうね。夏休み以外、ほとんど年休使ってるのを見たことなかったし。

ハーモ

なんか、会社の雰囲気が変わってきたんですよね。
以前は、「お互い様とか言って、みんなが休みだしたら仕事どうなるんだよ」って部長が言ってましたけど、今は、限られた時間の中で、どうしたら質を落とさずに働けるかとか、誰かが休みになった時にでも対応できるようにって意識が広まってきましたよね。

モニー

部長、「ワーク・ライフ・バランスとか言って、ゆるい仕事されたら堪らない」とも言ってたけど、最近は、「おっ、みんな張り切ってるなぁ」って声かけていくものね。

ハーモ

そういえば、nemoさんとの契約も終わっちゃったんですよね。お世話になりましたよね。電話してみましょうか?

モニー

そうね。お礼も言いたいし。

nemo

新年度のスタートですね。1年間お世話になりました。nemoです。

人事担当の方だけでなく、制度利用者の方からの相談も受けさせていただいて、私自身もとても勉強になりました。
短時間勤務で働く人が増えてきた職場で、どんな問題が起こるのか、どうしたら、短時間勤務で働く人の存在をプラスにできる職場が作れるのか。一緒に考えさせていただくことができました。

いくつもの企業の方の相談を受けさせていただく中で、やはり「短時間正社員制度導入の手引き」で示させていただいた「制度導入」や「目標設定・評価」、「キャリア支援」の考え方に沿った取組が有効だという実感を持ちました。元々持っている人事制度の仕組み上、こうした原則的な考え方に合わない制度導入や運用をしている企業さんもありますが、そうしたところでは、やはり職場での不協和音が生じやすい傾向にあります。残業時間の多い職場でも、やはり短時間正社員は批判の的になりやすいということも、何度か申し上げてきたとおりです。

一方で、よい形で短時間正社員制度を導入すると、制度利用する方だけでなく、職場全体の働き方が変わり、メリハリのある働き方が可能で、リスクにも強い職場が作れることもわかってきました。
とは言え、仕事の性質や元々その企業が持っていた人事制度によって、短時間正社員制度の受け入れやすさも様々で、今現在も多くの企業で試行錯誤が続いています。今後もできるだけ多くの事例を集めて、よりよい制度活用のノウハウを蓄積し、みなさんに提供する必要があると考えています。

新しい取組なので、運用に関わる人たちは、つい問題にばかり目が向いて、「たいへんだなぁ」というネガティブな気持ちになりがちです。でも、ハーモさんとモニーさんが経験したように、新しい働き方を取り入れて職場全体がポジティブな雰囲気になることが目標なんです。最近は、制度利用するみなさんには、「制度をうまく活用して、仕事も家庭生活も、どちらにも今より欲を出してみてください」というメッセージを送っています。管理職の人には、「制度利用者の人から『もう仕事はそこそこでいいやと思っていたけれど、課長の下で働かせていただいて仕事に欲が出てきました』と言われたらうれしくないですか?」と言っています。

短時間正社員制度は、ミヒャエル・エンデの小説『モモ』に出てくる「時間泥棒」から、職場のみなさんに時間を取り戻す取組です。制度利用者だけでなく、みなさんが貴重な時間を豊かに使えるよう、これからも一緒に工夫していきましょう。私のダジャレも無駄な時間じゃなかったでしょう?

モニー

nemoさんとお別れかと思うと淋しいけれど、これからは教えてもらったことを踏まえて、うちの職場の中で話し合いながら工夫していけばいいのね。

ハーモ

短時間正社員制度についてだけじゃなく、お互いの仕事や健康状態、家族のことにも関心を持つようになりましたよね。
関心を持つことで、話し合って工夫していける雰囲気がでてきたんだと思います。

モニー

「制度があるから良い」じゃなくて、職場に良いハーモニーが生まれるように、制度をうまく使っていくことが大事よね。

ハーモ&モニー

みなさんも短時間正社員制度を活用して、メリハリのあるイキイキとした職場をつくってくださいね!

注:似顔絵はAbi-Stationで作成しました。
The end
本コラムは、厚生労働省委託「平成23年度短時間正社員制度導入支援事業」の一環として、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社が作成いたしました。

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