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コラム(ようこそ短時間正社員!) 第9話:初めての評価とモニーのこれから

期末の人事考課の季節です。モニーにとっては、短時間勤務を始めてから最初の評価。。。さて、どんな様子だったのでしょう。

ハーモ

課長との面談終わったんですか?

モニー

ええ。復帰してから、最初の評価面談だったから、ちょっと緊張しちゃったわ。

ハーモ

どんな感じでしたか?

モニー

私の場合、育休からの復帰時に、課長と何度か話し合っていたし、特に、nemoさんに相談に乗ってもらってからは、将来のキャリアビジョンも踏まえて、「これまでと同レベルの期待役割に沿った仕事」を「短時間勤務の範囲で可能な仕事量を勘案して」目標設定してもらっていたから、その点は、課長との間に共通認識が持てていて、良かったのよ。
スタート当初のままだったら、これができていなかったから、きっと、評価どころじゃなかったと思うわ。

ハーモ

僕らも、期初に目標設定しますけれど、目標設定も評価も、なんとなくマンネリ化していましたよね。特別に問題があったり、特別にめざましい成果がある場合以外は、そんなに変わりがないというか。。。
仕事の量ってものについても、意識したことがほとんどありませんでしたしね。

モニー

そうなの。短時間勤務の場合、仕事内容も量も、意識して設定することが必要になるのね。
評価の段階で、そのことの大切さがはっきりわかったわ。通常勤務の人に比べると、組織の中で担える役割は少なくなってしまったけれど、相対評価じゃなくて、きちんと設定した目標に対して評価してもらえたってことが実感できるから。
課長も、評価の話し合いをしながら、「短時間になったことで基本給が減額されているんだから、通常勤務者とまったく同じというのは逆にヘンだよね」と言ってくれたし。

ハーモ

確かにそうですね。

モニー

私が短時間勤務であることを前提に、課内全体で仕事を配分してもらったことも本当によかった。
基本的には、課内の仕事は、それぞれみんなの目標に落とされたから、私の仕事を誰かに肩代わりしてもらってる、みたいなことにはなっていないし。まあ、これも、まだ課内に短時間勤務が1人だから、代替要員がいなくても、仕事を整理・効率化することで、みんなの仕事をあまり増やさずにすんだわけだけれどね。だから、安心して、自分の目標を達成すればいいんだ、と思えて。
だけど、やっぱり難しい面もあったわ。

ハーモ

どんなところですか。

モニー

私の不在時に、発生したお客様や他部署からの緊急対応ニーズについて、他のメンバーがサポートしてくれた点は、どの程度が「お互い様」の範囲なのだろう?とか。
そうした担当者以外のサポート対応が、顧客対応として質的にはマイナスではないだろうか?とか。
夕方や休日に対応する可能性のある顧客担当は外してもらったのだけれど、うちの課でそういうお客様が増えているのに、そこを今後も担当できないことは、私のキャリアにとってどの程度マイナスなのだろう?とか。
そういうことを課長と話し合ったけれど、なかなか結論がでなくて。

ハーモ

う~ん、難しい話ですね。nemoさんに聞いてみましょうか?

nemo

すっかり春めいてきましたね。nemoです。

評価の季節ですね。モニーさんのおっしゃるとおり、評価はまずきちんと目標や評価の視点が定められていることが大事です。その点、御社は期初から、とはいきませんでしたが、納得のいく設定ができてよかったですね。

短時間勤務の方の評価で、目標設定がはっきりしていなかったり、通常勤務者と変わらないレベルで設定されていたりすると、評価時点で制度利用者の方が「納得がいかない」と感じるケースが多くなるようです。
制度利用者は、がんばって目標を達成しても、評価者からみると、「確かに目標は達成できているかもしれないけれど、通常勤務者とまったく同じというのは何か違うんじゃないだろうか?」と思ってしまい、評価を低くしてしまうことが少なからずあります。
制度利用者からすると、基本給も下げられているのに、目標を通常勤務者と同レベルにされた上に、それを達成しても評価を下げられたとなると、二重の意味で納得がいかない、ということになりがちです。これは、もちろん評価だけでなく、評価を用いた賞与設定や昇進・昇格要件の設定の仕方にもよりますが。

多くの企業で、制度利用者やその管理職の声を聞いていますが、やはり、短時間勤務の場合、これまでもお話ししてきたように、短時間勤務なりの目標設定を行い、その目標に対する達成度を絶対評価した方が、双方に納得感が得られやすいようです。
また、短時間勤務の方の目標が通常勤務の方と同じレベルで設定されていて、最初から短時間勤務の方が達成不可能と考えてしまうとモラルダウンになりますし、実質的に、部署内の誰も担当していなくて浮いてしまった仕事というのができて、常にその仕事は短時間勤務の人の「代替仕事」として、同僚が負担感を強く感じながら担うことになります。モニーさんの課では、組織として、担う仕事がきちんと課のメンバーに再配分されているので、そういう問題は起こっていませんね。

その上で、緊急対応等での周囲のサポートをどう評価するかというのも、大事です。でも、これは、通常勤務の仕事でも日々発生している問題のはずです。出張の多い仕事をしている人や顧客のタイプによって、起こる頻度はマチマチでしょう。これは、管理職が、職場内で特に大きな負担の偏りが発生するような事態が生じていないか、顧客対応でマイナスとなっていないかなどを総合的に判断するべき問題だと思います。

短時間勤務の方の評価が難しい、というのは、これまで通常勤務のみなさんの評価もしっかりと行われていなかったから、ということが実は多いのです。短時間勤務の方をどう評価したらよいのだろう?と人事担当や管理職が悩むことで、通常勤務者の評価も、納得感のあるものに見直されていくと思いますよ。

ハーモ

確かに、僕らの評価面談も、例年に比べて課長としっかり話した気がします。

モニー

そうだったら、うれしいわね。

ハーモ

サポートの「お互い様」感や、顧客対応で問題がなかったか、は、課長との1対1面談だけじゃなく、課内で話し合って振り返りをしてみるのも大事かもしれませんね。

モニー

そうね。次年度の目標設定にも役立つかもね。

注:似顔絵はAbi-Stationで作成しました。

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