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コラム(ようこそ短時間正社員!) 第7話:モニー相談を受ける

職場全体の仕事の見直しの気運が高まり、モニーの仕事も軌道に乗ってきたようです。
すると、モニーのもとになにやら相談が···

ハーモ

聞きましたよ。契約社員のLさんから相談されたんですって?

モニー

誰に聞いたの?

ハーモ

Lさん本人からですよ。正社員に転換するそうですね。

モニー

あら、人事に関することだから、内緒にしなきゃと思ってたのだけど。

ハーモ

Lさん、喜んでましたよ。モニーさんが、色々とアドバイスしてくれたって。
いつも忙しそうなんで、時間とってもらうの悪いと思ったけれど、思い切ってお昼休みに相談して良かったって。

モニー

私も、相談してもらってうれしかったわ。
Lさんと話すチャンスが少なくて、正社員なのに、契約社員のLさんより早く帰ってる私のことをどう思ってるか、ちょっと気になってたし。

ハーモ

Lさん、割と黙々と働くタイプだから、僕も「どう思ってるのかな」って、ちょっと心配でした。
でも、Lさんもモニー先輩の働き方を気にしてたみたいですね。

モニー

以前から、課長に「正社員にならないか」って打診されてたみたいなのよね。
彼女仕事できるし、うちにももう2年でしょ?だけど、結婚のことも考えていて、正社員だと残業も多いし、将来子どもを持った時に仕事を続けていけるか不安だったらしいの。

ハーモ

確かに、今までの職場だったら不安になりますよね。
モニーさんを見て、自信が持てたってことですか?

モニー

なんか、微妙な言い方ね。
確かに、私にもできるんだから大丈夫って、感じはあるかもしれないけど。。。

ハーモ

いやいや、いい意味で、ですよ。もちろん!モニー先輩が、短時間でもしっかりと働いてるから、Lさんもやる気になったんじゃないですか?

モニー

そんなことを言ってくれてたわ(照)
子どもを持っても、私のように短時間正社員制度で育児と両立しながら働き続けられることが分かったから、正社員になる決心ができたみたい。

ハーモ

モニーさん、最初の頃は本当に大変そうで、ちょっと仕事に振り回されてる感がありましたけど、最近は、やっぱり忙しいことは忙しいみたいですけど、なんていうか、短時間の働き方の中で仕事をちゃんと仕切ってる感じですよね。
以前のモニー先輩の顔つきに戻ってきたって、J先輩とも話してたんです。

モニー

そう?確かに、ただ、やらなきゃいけないことをこなすだけじゃなくて、営業にも自分なりに工夫しようっていう欲が戻ってきたのよね。
クライアントの担当件数とか、日中で対応できる先に絞ってもらうとか、対応可能な範囲に仕事を設定してもらったから、「できません」って言ってられないし、実際、これだったら、ちゃんと目標達成できるって希望も持てたのも大きいわ。
フルタイムと同じ担当や目標だったら、最初から「ムリ」って思っちゃってたかも。課長に感謝しないとね。

ハーモ

ええ、なんかそういう空気って、伝わってきますよ。前向きに仕事してるなぁって。Lさんも、それで刺激を受けたんじゃないですか?
そうそう、大阪のシンポジウムで聞いた「パート社員の活躍促進のための短時間正社員化」の話しをしていたら、パートのMさんも関心があるみたいでした。
「正社員として働きたいという気持ちはずっとあったけど、子どももまだまだ手がかかるし、親の介護もあって、フルタイムでは働けないから今まであきらめていたけれど、短時間のまま正社員になれるチャンスがあるのなら是非トライしたい」って。
まだうちには制度がないけれど、できるといいですよね。

モニー

そうね。私も会社に提案してみるわ。私への相談も、実はLさんだけじゃないのよ。
別の部署の先輩からも、親が倒れて兄弟間で協力して介護することになったのだけれど、短時間勤務できないかって相談を受けたの。

ハーモ

介護で短時間勤務ですか。うちの会社では、まだ聞いたことないですね。
この間の東京のシンポジウムで、そういう話ありましたけど。育児とどこが違うのかな。

モニー

私も、介護だと何が違うのか、よくわからなくて。
nemoさんに聞いてみましょうか。

nemo

本年もよろしくお願いいたします。nemoです。

最近は、企業の人事担当者さんから、介護との両立について相談を受けることが多くなりました。兄弟姉妹の数が少なくなっていることや、共働きが増えている中で、親の介護は、女性社員だけでなく男性社員にとっても深刻な問題です。また、親の介護の問題に直面するのは、40代・50代といった管理職の方が多い世代です。会社の従業員構成をみても、団塊の世代が退職し、就職氷河期世代の採用が少ない状況で、今の40代・50代の離職は企業にとって大きなダメージです。

育児・介護休業法では、対象家族1人につき、一の要介護状態ごとに1回、通算93日までの介護休業が取得可能です。「一の要介護状態ごとに1回、通算93日」とは、要介護状態にあった家族が一旦回復した後に再び要介護状態になった場合には、再度介護休業が取得可能ですが、同じ対象家族のために介護休業を取得できる日数は合計で93日間という意味です。短時間勤務やフレックスタイム等の柔軟な働き方も、介護休業の取得日数と合わせて連続する93日の期間取得することができますが、半年から1年程度の休業を制度化している企業もあります。

ただ、長期間休んで介護をする体制に入ってしまうと、復帰は難しくなる可能性があります。育児と違い、介護はどのくらいの期間続くかわかりません。短時間勤務等の柔軟な働き方や「介護休暇」を活用して、仕事と介護を両立する方法もあります。育児・介護休業法では、介護休業とは別に「介護休暇(年5日、対象家族が2人以上であれば年10日)」も取得可能ですから。短時間勤務と言っても、介護の場合は、1週間の就労日数を短縮する「短日勤務」も活用されています。家族間の役割分担により、自分の担当する曜日だけ休む形をとったり、デイサービスやヘルパーを利用できない日に休む形をとるといったニーズがあります。法定の介護休業で連続した休みを取るのは、家族・親族間での役割分担や介護サービスの利用契約等の介護環境の整備を行うといった目的に使うようにして、後は、短時間・短日勤務等で両立できるといいですね。

東京のシンポジウムで報告いただいた企業からも、介護目的の短時間・短日勤務のご紹介がありました。

また、東京のシンポジウムで基調講演をいただいた佐藤先生は、「従業員に対する企業の仕事と介護の両立支援策としては、事前の情報提供が重要」と言います。「介護は突然降りかかる問題なので、例えば、従業員が介護保険に加入する40歳を機に、介護保険制度の概要や実際に親の介護の問題に直面したときに利用できる自社の制度の紹介といった、仕事と介護の両立に関する情報提供を行うことが効果的」とのことです。こうした情報提供を行うことで、介護の話をしやすい企業風土にもつながります。中高年層の従業員がいる企業で、「社内で介護との両立支援ニーズがあります」という企業もあれば、「まだうちではニーズがありません」という企業があるかと思いますが、この違いは、ワーク・ライフ・バランスの企業風土があるかないかの違いかもしれません。「ニーズが見えていない」企業は、中高年社員が、まだこういう問題を社内で話しにくい雰囲気なのかもしれません。突然、親の介護のために退職する管理職が出てこないように、対策を講じておくとよいかもしれませんね。

寒い日が続きますが、皆さん風邪などひかぬようお気をつけ下さい。周りにオヤジギャグを発する方がいらっしゃる方は特にご注意下さい。私は冬、大好きですけどね。

冬が好きなのはWho(フー)? You(ユー)!!

モニー

そうか。親の介護が必要になったとき、何をしなきゃいけないかとか、介護サービスについての国の仕組みとか、育児以上に知らないことが多いわね。

ハーモ

僕も、実家が遠いので、日頃の親の生活とか、どんどん疎くなってますよ。通っている病院とか、近所とのお付き合いとか、知っておかないといけませんね。

モニー

うちの会社でも短日勤務は可能みたいだけれど、どういう風に利用するのか、今までイメージできなかったわ。
単に制度があるだけじゃなく、それをどういう風に利用して両立していくのか、イメージできることが大事よね。

ハーモ

人事部にそういう情報提供してほしいって、要望しておきましょう。

モニー

どんどんワーク・ライフ・バランスの法律や制度に詳しくなるわね。人事部に異動してもいいんじゃないの?

ハーモ

確かに、ちょっと興味出てきました。
もちろん、営業もまだまだ先輩たちを見習って、力をつけていきたいですけど、人事の仕事とかも将来的にはやってみたいかも。
ただ、人事担当になるかどうかは別にして、シンポジウムで済生会病院さんのお話にもありましたけど、制度該当者もそうでない人も、短時間正社員制度をみんなの問題として考え、ワーク・ライフ・バランスが、従業員のモチベーションアップ、ひいてはよりよいサービスの提供につながるということを理解することが重要だって、最近は本当にそう思えてきました。

モニー

おっ、仕事に欲が出てきたって顔してる!ハーモも新しいタイプの男性社員のロールモデルになってね。

注:似顔絵はAbi-Stationで作成しました。

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