ページの先頭です

ページ内を移動するためのリンク
本文(c)へ
グローバルナビゲーション(g)へ
ローカルナビ(l)へ
サイトのご利用案内(i)へ

ここからグローバルナビです。

グローバルメニューここまでです。

ここから本文です。

コラム(ようこそ短時間正社員!) 第6話:それぞれの思い

シンポジウムに触発され、営業担当のチーム制を検討し始めたハーモと課長。
そうした働き方を見直す動きが活発になってくると、職場内に色々な反応が起こってくるようで···

ハーモ

モニー先輩、大丈夫ですか?二日間風邪でお休みでしたよね。

モニー

心配かけてごめんなさい。子どもの風邪がうつったら、私の方が高い熱が出ちゃって。

せっかくK課長から、「チーム制にしたら、主担当の件数は減らすけれど、後輩の育成指導に期待しているよ。今まで担当したことのない大きなクライアントも、サポートメンバーとして経験するチャンスを作るから」って言ってもらって、「がんばります」って言ったばかりなのに。

両立も仕事のやりがいもって、欲張りすぎなのかな。

ハーモ

そんな弱気になっちゃだめですよ。
課長もせっかくやる気になって、S部長を説得しようと頑張ってくれてるのに。

部長は相変わらずで、「今までのやり方でやれてたのに、何で変える必要があるんだ」、「チーム制なんかにしたら、まわれるクライアントが減るだろう。数字は大丈夫なのか」とか、「担当者の責任が曖昧になるんじゃないか」とかって言ってますけど。

モニー

最近、部長と廊下ですれ違うと、「短時間勤務ってのは、えらい大事だなぁ。」とか、「君もそんなに仕事したいなら、通常勤務に早く戻った方がいいだろう」とかって、嫌み言われて落ち込むのよね。

ハーモ

でも、課長がチーム制のメリットや課題への対応方法なんかを整理して、粘り強く部長に説明してくれてますよ。
課長がこんなにはっきり部長に意見言うの初めてなんで、部長もちょっとびっくりしてるみたいです。僕も資料づくり手伝ってますけど、課長にこんなリーダーシップがあったなんて驚きです。カッコいいですよ。

モニー

若い頃は粘り強い営業でトップクラスの成績あげてたけど、課長になって「管理職って向いてないんですよね」ってよく言ってたものね。

ハーモ

この際だから、チーム制だけでなく、営業担当とサポートメンバーとの役割分担とか、会社の管理部門に事務処理面で現場の作業の負担を軽減してもらえそうな合理化案とか、営業マンとして感じていた問題も洗い出して、課の仕事全体の効率化を考えてるみたいです。

モニー

先輩たちはどう?あまり話す時間なくて、意見聞けてないのだけれど。

ハーモ

J先輩は、自分も病気療養したりして、顧客対応で苦労した経験があるから、チーム制の話には乗り気で、後押ししてくれてますよ。
P先輩は、自分には自分のやり方があるから、他の人と組むのはやりにくいって言ってます。でも、課の営業サポートの人たちからは、P先輩の動きがいつも見えなくて、顧客からの問い合わせ対応に一番苦労するって声も聞いてるんですけどね。

モニー

難しいわね。P先輩、残業も多いけど、売上げも大きいしね。

ハーモ

僕なんかからみると驚異ですよ。あんな風に働き続けられるんだろうかって思っちゃいます。
部長からは、いつも「Pを見習えよ」って言われますよね。P先輩自身は「俺だって、息子の受験で、たまには早く帰って相談に乗ってやれって妻に言われてるんだよ。だけど、俺のクライアントは俺じゃなきゃダメなんだからさ」って言ってて。

モニー

子育ての先輩でもあるパートのMさんは、子どものことを話す機会もあって、仕事の上でサポートしてもらってることにも感謝を伝えてるけれど、結構、厳しいこともはっきり言われるわ。それでも、言ってくれるのはありがたいけど。
私より長く働いてる契約社員のLさんは一番複雑なんじゃないかと思うけれど、ちゃんと話したことがなくて。

ハーモ

それぞれの立場で色んな思いがありますね。そういう思いも含めて、職場内の相互理解を深めていくにはどうしたらいいんでしょうね。

そうだ、nemoさんに相談してみましょう。

nemo

空が澄んで、スポーツにも気持ちのいい季節ですね。私は柔道をしています!nemoです。
ワーク・ライフ・バランスを推進する上での、職場内での相互理解を深める方法ですね。
一番よいのは、やはり、会社の取組が「すべての人を対象としたもの」となっていることです。基本方針や取組の理念として、「すべての社員を対象としたワーク・ライフ・バランスを推進する」ことを明確にした上で、具体的な施策も、育児・介護に限らず、多様なニーズに対応したメニューがあるとよいですね。

短時間正社員について言えば、平成22年に施行された改正育児・介護休業法で、育児目的の短時間勤務が導入を義務づけられたので、多くの企業が急いで、制度整備をはかりました。
(参考:短時間正社員制度を育児短時間勤務に活用する上での留意点

しかし、短時間勤務の運用を積極的に進めようとする企業では、シンポジウムでもみていただいた通り、育児以外の短時間正社員制度も導入していましたよね。
やはり、多様な働き方を選択できたり、将来選択するかもしれないと思える人が多い方が、相互理解が得られます。企業の人事担当の立場としては、色々な人のニーズを聞いてしまうと対応が複雑になるので、なるべく、今制度の対象と考えている人の声しか聞かないという方法を取りがちです。

こちらに紹介されている川口工業総合病院は、職場全体の意見をしっかりと踏まえて制度導入を行ったよい例です。
これまで制度利用の対象でなかったベテラン看護師の声なども充分聞いて、体力面に不安のある人や中高生のお子さんのメンタル面でのサポートのための短時間勤務を導入しています。
さらに、短時間勤務を導入することで手薄になりがちな時間帯の人員を確保するため、夜勤専従の導入や夕方パートの導入・時給引き上げといったサポート体制を充実させることで、通常勤務者の負担感を柔らげ、職場内の納得感を高めています。
もちろん、働きざかりでがっちり仕事をしたいという人にも、リスク管理や健康面の配慮などはした上でしっかり働いてもらい、納得感のある評価がなされることも必要です。

みなさん、縁あって入った会社ですから、良い形で「お互い様」の関係が作れるといいですよね。僕は、転職で天職を得ましたけど。。。ハハ♪

ハーモ

そうか、チーム制になった場合の評価についても、もっと検討する必要がありそうですね。
それと、チーム制の検討を機に、課のみんなの希望する働き方と、課の仕事を効率よく進めるために何ができるのかを話しあった方がよさそうですね。

モニー

そうね。私の復帰直後の話し合いは、私をサポートしてくれることがメインテーマになっちゃったけれど、今回は私だけじゃなく、「メンバー全員がサポートしあって効率よく働くにはどうしたらいいか」って感じで話し合えるとうれしいわ。

ハーモ

そうですね。そういうテーマなら、みんな同じ立場で話し合えますよね。

モニー

みんなで知恵を出し合って、チーム制で、リスク対応だけじゃなく、クライアントに満足度の高いサービスが提供できるって、証明しないとね。

ハーモ

それに、僕みたいな若手が先輩の顧客対応から学ばせてもらえるってこともお忘れなく!
モニー先輩、よろしくお願いしますね!

モニー

まかせておいて!

注:似顔絵はAbi-Stationで作成しました。

ローカルナビここまでです。

ここからサイトのご利用案内です。

↑ ページトップへ

サイトのご利用案内ここまでです。