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キャリアアップ事例

キャリアアップに成功した方々を紹介します。
自分の希望の働き方について、キャリアアップを目指しましょう

株式会社蓬莱
伊川 利恵さん(蓬莱パンチャン551店)

伊川 利恵さん

お店とともに成長し、欠かせない存在へ。
周囲の支えに感謝。

会社データ(2015年10月現在)
【事業内容】小売業
【従業員の内訳】正社員約800名、パートタイマー約500名

キャリアアップ~STORY

偶然の出会いからキャリアをスタート

伊川さんが株式会社蓬莱に入社したのは、高校卒業後、18歳の時でした。友人からの紹介でアルバイトの募集を知り、お豆腐屋を経営している実家の手伝いと両立できるならばと、週5日・1日7時間ほどの勤務で蓬莱パンチャン店でキャリアをスタートさせました。

小さい頃から家業の手伝いをしてきたという伊川さん。しかし、「お客さんが来ても母の後ろに隠れているようなタイプの子どもだったので、あまり客商売が得意な方ではありませんでした。」そんな伊川さんが働き始めた蓬莱パンチャン店は、蓬莱が展開しているイートイン店舗の中でも大規模で、高級ラインの中華料理を提供している、特別なお店でした。

日々の仕事を通じて先輩に学び、集合研修にも参加

1品料理だけでも60種類以上のメニューがあるというパンチャン店。伊川さんは入社当初、仕事を覚えるまでに時間がかかり、苦労されたそうです。「常に忙しい状況だったので、先輩に必要以上の手間をかけないよう、先輩の動き方を見て学び、本当に分からないことはフォローをお願いするようにしていました。」日々の仕事を通じて先輩の姿に学び、少しずつお店に慣れていきました。

時には接客スキル向上などのテーマで開催される会社の集合研修に参加する機会もありました。不定期の開催でしたが、社員・パートを問わずに参加して外部の講師から学ぶことができました。

お店を支えてきた大黒柱の上司とともに

パンチャン店には、店舗の立ち上げ当初から運営に関わり続け、お店の大黒柱としてスタッフやお客様からも愛されていた上司がいました。「パンチャンは御神輿だ。みんながそれを担いで、同じ方向を向かなければ御神輿はどの方向にも進むことができない」とよく語っていたというその方に、伊川さんは大いに育てられたそうです。「入社当初は本当に忙しくて、大変な時期もありました。それでも乗り越えてこられたのは、上司の下でみんなが一体となり、もっとお客さんに愛されるお店にしようと頑張ってきたからだと思います。」伊川さんをはじめとするスタッフを時に厳しく叱り、時に優しい言葉をかけて父親のように育ててくれた上司の存在は、パンチャン店の発展を支えてきた大きなパワーでした。

様々な仕事を経験し、お店に欠かせない存在へと成長

入社当初からホールの業務を担当していた伊川さんですが、一言に「ホール」と言っても、大規模なパンチャン店では様々な役割があります。テーブル席が置かれた1階、個室でゆっくりと円卓を囲むことができる2階、広々とした宴会スペースがある3階、そして調理場。それぞれのフロアでホールや配膳を担当したり、お料理を出したり洗い物をする仕事を担当したり、レジや案内係を担当したりと、本格的な調理以外の幅広い業務を経験してきました。「お店のスタッフは、その人の能力に合わせて、幅を広げることができる人にはどんどん新しい役割を経験させてもらっています。」比較的入れ変わりが多いアルバイトのスタッフの中で、コツコツと仕事に精を出す伊川さんはパンチャン店に欠かせない存在になっていきました。

喪失感を乗り越えて、「私たちが頑張らなければ!」

「スタッフ同士、お互いに目が届かない部分をサポートし合うことを大切にしています。」

2008年、パンチャン店はお店の大黒柱となってきた上司の逝去という大きな転機を迎えました。「お客さんから『あの人、どこいきはったん?』と聞かれて、改めて上司が創り上げてきたお店なんだなと実感しました。それとともに、『これからは私たちが守っていかなければ』と思いを新たにしました。」喪失感を乗り越えて、尊敬する上司の遺志を引き継ぎお店を盛り立てていこうと、お店のスタッフが一丸となって前に進み出しました。

あれから7年、今も変わらずにお客さんに愛されるパンチャン店の『顔』はそれぞれのスタッフに引き継がれています。「小さかったお子さんが立派な社会人になって帰省し、また家族でお店に来てくださったり、お年を召したお客様がわざわざ2階に上がってきて声をかけてくださることもあり、本当に嬉しく思います。」ともに働くお店のスタッフに、そしてお客様に支えられ、伊川さんは25年間のキャリアを積み重ねてくることができました。

状況に合わせたサポートでお店を支えていきたい

仕事をする上で、伊川さんは普段からスタッフが一体となって協力し合うこと大切にしています。「どんな仕事も1人ではできませんから、スタッフがお互いに目配せし、できない部分をフォローし合うことが大切だと思います。サポートが必要な時にすっとフォローに入ることができる、そんな『存在感のない存在』でありたいと思っています。」

お店に新しく入ってくる後輩の育成にあたっても、メインの育成担当者をサポートするという立ち位置を保ちながら、自分自身の立ち振る舞いで見本を示したり、時にはあえて後輩に仕事を任せ、自分は一歩下がって見守るなど、周囲の状況に合わせたサポートをすることを心がけています。

長年アルバイトとしてキャリアを積んできた伊川さんは2015年からパートのまま準社員(契約社員)へと転換し、新たな一歩を踏み出しました。家庭の事情等で勤務時間や勤務地の制限があるため正社員として働くことは難しいが、お店に貢献してきた優秀な人材として評価され、会社から打診を受けての昇格でした。「不安なところもありましたが、そう言っていただけるのなら、もう少し頑張ってみようかなと思いました。」謙虚に、しかし着実にパンチャン店とともに成長し、お店を支えてきた伊川さんに今後も一層の活躍が期待されています。

応援メッセージ

伊川 利恵さん

25年もの間、働き続けることができたのは、お店の上司やスタッフの仲間たち、そしてお客様の支えがあったからこそだと実感しています。周囲への感謝の気持ちを忘れずに、仕事に取り組むことが大切だと思います。

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