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キャリアアップ事例

キャリアアップに成功した方々を紹介します。
自分の希望の働き方について、キャリアアップを目指しましょう

社会福祉法人合掌苑
長田 叔美さん(訪問介護ヘルパー)

長田 叔美さん

一人ひとりに喜んでもらえる介護を心がけ、
お客様から信頼されるヘルパーに!

会社データ(2015年9月現在)
【事業内容】介護業
【従業員の内訳】正職員173名、パートタイマー376名

キャリアアップ~STORY

介護の資格を取得して働きたい

長田叔美さんが社会福祉法人合掌苑と初めて出会ったのは2001年秋。合掌苑が主催するホームヘルパー2級講習(現在の介護職員初任者研修)を受講したのがきっかけでした。当時、専業主婦として幼稚園生と就園前の2人のお子さんの子育てに専念していた長田さんですが、「子どもが大きくなるにつれてお金もかかるので、できることから少しずつ将来に備えたい」と考えたこと、そして近くに住む実母が「子どもたちは実家で面倒を見ることもできるから、資格を取れるうちに取っておいたら」と応援してくれていたことから、資格を取得して働きたいという思いが強くなっていました。

介護分野は全くの未経験でしたが、「介護の勉強をすれば、だんだん年老いていく祖母の力にもなれるかも」との考えから、ホームヘルパー2級の資格を取得し、2002年2月に「登録型ヘルパー」としてのキャリアをスタートさせます。「登録型ヘルパー」とは、在宅介護が必要な高齢者・障害者のお宅を訪問し、決められた時間に身体介護や家事援助を行うヘルパーです。

ヘルパーとして働き始めた頃から2013年頃まで、長田さんは1日4時間×週2日程度という短い勤務時間で、ヘルパーの仕事に従事していました。当時、昼間に友人の会社を手伝っており、また子育てもあったことから、長時間働くことができなかったのです。ダブルワークと子育てと、まさに「三足のわらじ」を履いて頑張っていましたが、入浴介助等の高度な業務を遂行でき、また高齢者のみならず障害者の介助も行うことができる長田さんは合掌苑にとって貴重な存在で、何度も「常勤(フルタイム)で働かないか」という打診があったといいます。友人の会社での雇用契約が終了し、少しずつヘルパーの仕事の勤務時間を伸ばしていたものの、子ども達の受験や自身の体力面への不安から、なかなかフルタイム勤務への変更には踏み切れずにいました。

常勤ヘルパーに転換し、介護の「全体像」をつかむ

しかし、2015年1月、子どもたちの手が離れたこともあり、思い切ってフルタイムで働く「常勤ヘルパー」としての勤務を開始しました。

自宅からお客様のお宅に「直行直帰」していた登録型ヘルパーの時と異なり、常勤ヘルパーは毎朝事業所に出社し、所定のユニフォームを着てお客様宅を訪問します。訪問と訪問の間の空き時間にも、他のヘルパーの代行(急な欠勤のフォロー)をすることが増え、ハードな毎日が始まりました。「常勤になってからの3ヶ月は、登録型の頃とは全く異なる業務量に圧倒され、毎日へとへとに疲れきっていました。『常勤になるのは早まったかな』『これからやっていけるかな』と毎日不安でした。」

しかし長田さんは少しずつ、常勤ヘルパーの仕事に慣れていきます。「毎日へとへと」になっていた長田さんが、常勤の仕事に慣れていくことができた背景には、同僚や先輩の存在が大きいといいます。「登録型ヘルパーの時はお客様宅に直行直帰していたため、他のヘルパーと顔を合わせる機会はあまりなかったのですが、常勤に転換し毎日事業所に出社するようになってから、同僚や先輩とコミュニケーションを取ることができるようになりました。急に増えた業務量に慣れずに辛かった頃、職場の仲間や上司に不安を聞いてもらったり、小さな疑問を相談したりする中で、少しずつ心に余裕を持つことができるようになった気がします。」

長田さんは、同僚・先輩と積極的にコミュニケーションを取り、登録型ヘルパーとして働いていた時であれば「わざわざ人に聞くことでもないか」と放置していたような小さな疑問でも職場で共有して、一つ一つ解決していくようになりました。訪問介護の現場では、一人のお客様の介護を、複数のヘルパーがそれぞれの担当時間帯に担います。これまでももちろん、介助記録等の書類を通して情報共有をしていたのですが、お客様の性格や具体的な介護の手順までは記録されていません。常勤ヘルパーになって同僚と顔を合わせる機会が増えたことを活かし、小さなコミュニケーションを大切にした結果、「一人のお客様に対する介護の“全体像”、そして合掌苑における訪問介護の“全体像”が少しずつ見えてきた」のだと、長田さんは言います。

また、合掌苑では希望者が自由に参加できる研修機会が用意されています。常勤ヘルパーになってから、より積極的に研修に参加するようになったという長田さん。常勤として多くのお客様を担当するようになり、「どんなケースにもさっと対応できるようになりたい、そのためにはもっと技術を身につけなければならない」との思いが強くなったそうです。

訪問介護の仕事を極めつつ、さらなるキャリアアップを目指す

ヘルパーとして13年のキャリアを歩んできた長田さんですが、特に印象に残っているエピソードがあります。「登録型ヘルパーだった頃から、長期にわたって入浴介助をさせていただいていたお客様がいました。在宅での介護が難しくなった後は、合掌苑の特別養護老人ホームに入所されたのですが、長いお付き合いだったので施設入所後も時々ご挨拶に伺っていました。会いに行くといつも『あんたの顔をみられてよかった』『会えてうれしいよ』と言ってくれて、それがとてもうれしかった。今年の6月にその方はお亡くなりになったのですが、思い出すと今でも涙が出ます。」

ただ介護をするだけではなく、一人ひとりに喜んでもらえるために努力し、試行錯誤する。そんな長田さんの姿勢が、お客様からの深い信頼につながっています。

長田さんの今後の目標は、国家資格である「介護福祉士」資格の取得。しかしそれで終わりではありません。「介護福祉士の資格を取って、もっと訪問介護の仕事を極めていきたいです。でも、この仕事は身体的に大変なので、体力面でいつまで続けられるかは分からない。その時には、コーディネーターやケアマネジャーのような形で介護の仕事に携わることができたら、と考えています。」これまでに積み重ねたキャリアを活かし、さらに発展させながら、長田さんの挑戦は続きます。

応援メッセージ

仕事をしていく上では、技術も大切ですが、誰かに喜んでいただける仕事をすることが特に重要だと考えています。お客様に満足していただけるよう、職場のコミュニケーションを大切にしながら一緒に頑張りましょう。

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