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キャリアアップに成功した方々を紹介します。
自分の希望の働き方について、キャリアアップを目指しましょう
気づいたら即行動!
その積み重ねで同僚・後輩に慕われる存在に
会社データ(2015年12月現在)
【事業内容】日本人形等の製造・販売
【従業員の内訳】正社員5名、パートタイマー12名
キャリアアップ~STORY~
2014年夏ごろ、当時4歳のお子さんを育てながらパートとして働くことを希望していた石川なつめさんは、「派遣期間終了後、労働者本人と派遣先企業双方合意のもとに社員となる」という紹介予定派遣の利用を考えていました。はじめてふらここを訪れた際、「かわいい雛人形に囲まれてお仕事ができたら楽しいだろうな」と思い、派遣社員として働き始めました。
勤務開始当初から石川さんは、週5日×6時間のシフトで働いています。最初の仕事は雛人形の「最終仕上げ」の仕事でした。人形はすべて「頭師(かしらし)」の職人によって制作されますが、本社に届いた段階では、髪の長さが長い状態だったり、曲がっていたりするので、仕上げとして適切な長さにカットし、丁寧に整える必要があります。
一通りの仕事内容は社長から直接指導を受け、その後は先輩にマンツーマンで細かい作業を習います。「雛人形自体、そんなに見る機会があったわけではないので、まったくゼロからのスタートでした。人形の制作は一つひとつが手作業という職人仕事なので、基本的には先輩の背中を見て覚えていきました。仕事は細かい作業で難しく、頭の痛い毎日だったのを覚えています。最初は1日1、2体の仕上げが関の山でしたが、1か月が経過した頃には1日の作業ノルマをこなせるようになっていき、仕事も楽しくなってきました。」そして2か月後には、その仕事ぶりが認められ、社長から「直接雇用のパートになりませんか」と声がかかりました。もちろん石川さんはそれを快諾します。
半年後、「最終仕上げ」に慣れてきた石川さんがとりかかったのは、「品質管理」の仕事です。品質管理の仕事では、「頭師」から納品された人形の数と、その人形に傷みや不揃いがないかどうかを確認します。人形によってまゆ毛の位置や墨の濃さなどにバラつきがあり、場合によっては、「頭師」の職人に修正依頼をする必要がでてきます。
以前は職人との連絡はすべて社長を通して行っていました。石川さんの以前にも品質管理の仕事を担当している社員はいましたが、仕事が増えてしまうという負担感から、率先して職人とのやり取りを行う社員はいませんでした。しかし、人形の修正にはとても時間がかかるので、なるべく早く職人さんへ連絡し、作業に取り掛かっていただく必要がありました。そこで石川さんは直接職人と連絡を取り合うことに決めたのです。「社長は忙しいので、職人さんへの連絡にタイムラグが生じてしまうこともあります。そこで思い切って『自分で連絡して良いですか?』と社長に聞いてみたところ、『お願いします』と言ってもらえました。その後、職人さんに直接お会いする機会もあり、お願いごとがしやすくなりました。」他のスタッフが敬遠してしまう仕事を率先して行うことで、石川さんは同社で一目置かれる存在となっていきます。
入社当時から丁寧に、
思いを込めて最終仕上げを担当します。
石川さんが入社してからというもの、同社では後輩パートの定着率が上がりました。現在石川さんと同じチームに所属している後輩は2人ですが、他のチームで仕事をしている後輩に対しても人間関係の面でサポートをしています。「人形は一つひとつが手作りなので、修正や仕上げをするべきポイントは人形によって変わります。後輩へ指導するときに『質問しづらい人』になってしまっては、後輩が失敗や間違いをしてしまう原因になります。そのため、横のつながりを意識して、ときどき席替えをするなど、みんなが質問をしやすい環境となるように気をつけています。」
加えて、人形制作に関わる仕事は非常に細かく難しい作業なので、以前は入社しても1週間を経ずに辞めていくパートもいました。作業の難しさに加えて、人によって後輩に教えている内容にバラつきがあるということがパートに負担感を与える大きな要因になっていました。そこで、石川さんは自身が仕事を学んでいった経験を振り返り、「作業工程を振り返ることのできるもの」の存在の必要性を感じて、マニュアルの作成を開始します。「新人さんにとって、『作業に困ったときに何か参考にできるもの』がないのはとても不安なことだと思います。また、新人さんに作業を教えるのに際しても、チェック項目があるに越したことはありません。難易度別に教えることができ、それによってスキルの上達度を測ることもできます。また、人によって教えた内容が違うといったミスの発生も防ぐことができます。職人仕事なので、マニュアルにすべてを書ききることができるわけではありませんが、安心度は違います。」
勤務を開始してから1年が経過し、雛人形制作に関する工程を一通り理解・経験した石川さん。そのなかで逐次、自分にできることを率先して行ってきました。これからは、人形の検品に関してオールマイティにできるようになることを目標にスキルを磨いていく予定です。「雛人形の仕上げには、個人の『センス』が問われてくることも多いです。たとえば、人形に扇を持たせる角度なども、職人によって微妙に違うといった『ニュアンスが勝負』の世界です。社長とともに雛人形の展示会に行って、他社のお人形を見て、自分の気づきに活かしています。同僚と相談しながら『ニュアンスってなんだろう』と試行錯誤の毎日ですが、技術とセンスを着実に磨いていきたいです。」
現在は5歳になったお子さんを育てている石川さんですが、仕事と子育てをうまく両立できるようになってきたところです。「仕事と子育てを両立するには、やるべきことをルーティンワークにすることが大切だと思っています。ときどき体力的に疲れることはありますが、みんなが働きやすい職場をつくること、そして過保護になりすぎず、子どもを信頼することで、良い循環が生まれると考えています。」常にまわりに気を配りながら、自身のスキルアップを考える石川さんは、ますます同社に欠かせない存在へと躍進します。
パートとして働く前は、子どもの成長を間近で見ていたいと思っていましたが、仕事をはじめたことで自分も子どもと一緒に成長することができていると感じます。働きやすい環境づくりを心掛け、自分から積極的に仕事を楽しんでいく姿勢が大切だと思います。
新しい知識を吸収し、「次」へ挑戦。
仕事の幅を広げていく。
一人ひとりに喜んでもらえる介護を心がけ、お客様から信頼されるヘルパーに!
気づいたら即行動!
その積み重ねで同僚・後輩に慕われる存在に
お店とともに成長し、欠かせない存在へ。
周囲の支えに感謝。
ママだからこそできる仕事。子育て経験を活かし、いずれは再び店長に。
自信を持って、誇りを持って、「お役に立ちたい気持ち」を伝えていく
ミスを次につなげ、「気づき」を技術力の向上に役立てる。
小さな工夫を積み重ねて、業務を円滑に!
職場になくてはならない存在へ。
自身の経験や知識を皆に伝え、縁の下の力持ちとしてセンターを支えていきたい。
「自分で頑張る」から「みんなで頑張る」へ。大好きなお店のために日々奮闘!
主婦としての感性を活かしながら店長へとステップアップ!
仕事が楽しくて夢中に。社内制度の有効活用で勉強の毎日を送る!
人と人のつながりを大切に。
理想の接客で憧れの「店長」を目指す!
何事も楽しむ姿勢で困難を乗り切る秘訣は「限られた時間の有効活用!」
お客様との信頼関係を築くため、さらなるスキルアップを目指す。
同僚とのコミュニケーションを大切に、働きがいのある職場をつくっていきたい。
常にプラスアルファの接客で、正社員に。
誰もが認めるホテリエとして活躍中。
総合小売業の面白さを探求して、店長に。
原動力は、もっと知りたい、やってみたい!
子育てや趣味と両立しながら、自分らしく。
愛情でチームも育てて管理職に。
心と心、商品と消費者を丁寧につなぐパッケージ制作を極めて、取締役へ。
コミュニケーション能力を強みに課題解決。
パートから、わずか10年で部長職へ!
娘が教えてくれた前向きに生きる姿勢。
縁の下の力持ちとして、上を目指す。
女性による、女性のための意識改革。
私がその道しるべになりたい。
キャリアの断絶も仕事の成果でカバー。
制度とともにステップアップ。
引っ込み思案だったあの私が、東京の大型ショップの店長に転身!
マネジメントと人材教育、双方の経験が調和して独自の経営哲学をもつ店長に。
こども相手の保育士をめざした私が、今、おとな相手の人材育成に魅せられている!
子育てのため大手企業を退職。
地方でパートから再就職し、経営者に!
好奇心と向上心でステップアップ。
念願かなってパート出身の副店長第一号に!
研究者から転身してファミレス店長へ。
深夜パートで、天職に巡り会う!