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キャリアアップ事例

キャリアアップに成功した方々を紹介します。
自分の希望の働き方について、キャリアアップを目指しましょう

株式会社千葉興業銀行
長谷川 直子さん(本店営業部 業務課 課長代理)

長谷川 直子さん

ステップアップにより視野が広がる。
「今やるしかない」という気持ちで勉強。

会社データ(2015年10月現在)
【事業内容】銀行業
【従業員の内訳】行員1,338名、スタッフ社員893名、嘱託社員3名 (*:行員は正社員、スタッフ社員および嘱託社員はパートタイマー)

長谷川 直子さんの年表

キャリアアップ~STORY

「ぴったりの条件」を見つけ、勤務開始

「数多くの貴重な体験ができるので、これまでに仕事を辞めたいと思ったことは一度もない」と話す長谷川直子さんは、育児が一段落した2006年、短い時間で働くことができ、以前、他の地方銀行で正社員として9年間働いていたときの経験が活かせる仕事を探し始めました。そうしたところ「自転車に乗れば5分で通える小倉台支店が、窓口業務のスタッフ社員を募集している」ことを見つけます。

同行では、1年間の有期労働契約であるテラースタッフ社員を、原則として1日実働6時間以内・全営業日勤務で社会保険適用の「ロング」、同1か月12日以内(年間平均)で社会保険未適用の「ショート」の2種類の区分に分けています(ただし、支店長の裁量により、労働時間・日数にある程度の幅を持たせることが可能)。「募集条件がぴったり」と考えた長谷川さんは、すぐに採用面接を受けに行き、「テラースタッフ」として「1日6時間勤務×月12日」の条件で採用されます。

入行後3か月間は後方事務を担当し、その後は窓口に出るようになりましたが、「銀行業務には慣れており、戸惑うことはまったくありませんでした。」

長谷川さんの働きぶりを見ていた支店長は、入行1年後の2007年に「ロングとして『1日6時間勤務×週5日』で働かないか」と声を掛けます。ロングには、本人が申告し、支店長の承認があれば、他の条件は課されずに変更することができます。出勤が毎日となっても、何かあれば近くの実家に頼ることができることもあり、長谷川さんは「思い切ってチャレンジしました。」

問題意識を持ち、リーダーに

「長く働き続けることで、より活躍できるようになる」と考え、部下にはただ教えるだけではなく、レベルアップできるような環境を提供することを心がけています。

「長く働き続けることで、より活躍できるようになる」と考え、部下にはただ教えるだけではなく、レベルアップできるような環境を提供することを心がけています。

同行のスタッフ社員には、契約更新時期の2か月程度前に「総合評価表」を用いた人事評価が行われます。評価項目には、「職務行動評価に関わる能力(7~8項目程度・職種により異なる)」「執務態度(6項目)」「可能な限り計数化した実績」があり、総合評価として「S・A・B・C」が判定されます。また、総合評価結果がA以上であり、一定の業務スキルを身につけている(職種別の「業務習得進度表」に記載の項目の8割以上を満たしている)と判断されたスタッフで、支店長の推薦があり、ロングとして勤務可能な場合には、「リーダースタッフ業務(事務リーダー)」あるいは「リーダースタッフ渉外担当」に登用されることとなります。

長谷川さんは、業務のなかで分からない点については行員に確認したり、自身で要綱を調べたりすることで解決してきました。法律改正に対応するため、本部で開催される研修に自主的に参加することもありました。また、ジョブローテーションを経て窓口業務を一通り経験し、すべての業務を担当することができるようになっていたこともあり、ロングになってからも高い評価を受けていました。2009年には、支店長から「事務リーダーにならないか」との声が掛かります。以前から「支店全体の事務を把握したい」と考えていた長谷川さんは、事務リーダーになることを決意します。

事務リーダーは、スタッフをまとめる役割だけではなく、スタッフの働き方や仕事の希望等を踏まえて人員の配置やジョブローテーションの案を考え、支店長に進言するなど、仕事の責任範囲が大きくなります。長谷川さんは「スタッフは働く目的がそれぞれに異なります。それを皆が否定することなく、気持ちよく働けるよう、スタッフ間のコミュニケーションを重視しました。」

5つの資格を取得して行員に

事務リーダーになった時に、支店長からは「ぜひ行員になってほしい。行員登用に当たって必要とされる資格を取得するため、スケジュールを立てて勉強しましょう」との言葉もありました。長谷川さんは「行員になることはまったく考えていなかった」と言いますが、それを機に、資格取得のための勉強を始めることになります。

行員への登用条件は、人事評価の総合評価結果がA以上であること、リーダーとしての勤務年数が1年以上であること、支店長の推薦があること、そして5つの資格、具体的には「証券外務員(一種)、生命保険募集人(一般課程)、生命保険募集人(専門課程)、生命保険募集人(変額)、損害保険募集人」を保有していること、人事部による面接に合格することです。

事務リーダー登用と同時に、長谷川さんは資格取得に向けた勉強を開始しました。子どもたちが寝静まった夜中12時以降に、同行から配布される基本的なテキスト等を用いて勉強を続けた結果、5つすべてを取得することができ(受験料は初回分のみ同行が支給)、2014年に行員に登用されました。

行員登用後は、前職時を含めてそれまでに扱ったことがなかった「預かり資産」を扱うことになります。「生命保険や投資信託の商品知識をゼロから詰め込まなければならなかった」ため、同行が受講料を補助する通信講座を申し込むなどして勉強を重ねました。また、先輩の行員に直接教わることもありました。「この年齢になってから商品知識を覚えたり、新しい資格を取得したりすることは本当に大変です。『次に頑張れば』ではなく、『今やるしかない』という思いで取り組んでいます。」

2015年1月には、人事異動により本店営業部へ異動。担当する業務は基本的に変わりませんが、全営業店のとりまとめ業務や公金関係の業務が加わりました。

課長代理からさらに上を目指す

同行においてリーダーから行員への登用に向けた支店長推薦を受けるということは「将来的に役席者としての活躍が見込まれると判断されたこと」と同義です。

長谷川さんは2015年3月に課長代理になるための筆記試験を受け、合格。7月に昇任を果たしました。

昇任後は「ステップアップすると見えてくるものが違うため、さらに上を目指したい」、また、「部下から頼りにされたいため、『教えられる自分』でいられるよう、できる限りの知識は持っていたい」と考えるようになったそうです。長谷川さんはその実現のため、日頃の業務はもちろん、これまで以上に商品知識や資格取得のための勉強に積極的に取り組んでいます。

応援メッセージ

長谷川 直子さん

仕事をコツコツ頑張ることも大切ですが、「こういう働き方をしたい」「このようにレベルアップしたい」など、自分の希望を上司や同僚にアピールすることも忘れないでください。アピールすれば、皆がそれを助けてくれます。

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