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キャリアアップ事例

キャリアアップに成功した方々を紹介します。
自分の希望の働き方について、キャリアアップを目指しましょう

株式会社セブン&アイ・フードシステムズ
堀川 淳子さん(レストラン事業部 デニーズ千葉ゾーンマネジャー)

堀川 淳子さん

辛い時を乗り越えられたのは仲間のお陰。
感謝を忘れず、全力で仕事に励む。

会社データ(2015年10月現在)
【事業内容】飲食サービス業
【従業員の内訳】正社員1,265名、契約社員166名、パート・アルバイト19,245名

堀川 淳子さんの年表

キャリアアップ~STORY

「子育てとの両立」のために見つけた仕事

現在セブン&アイ・フードシステムズで働く堀川淳子さんは、1989年、子育てと両立できるパートの仕事を探してデニーズでの仕事にたどり着きました。当時、まだ1歳に満たないお子さんを育てていた堀川さんにとって、子育てと両立できる仕事を探すことは大変困難でした。たくさんの企業へ応募しても面接の結果は不合格ばかり。デニーズの面接を受ける前は「きっとここもダメなのかな」と弱気になっていました。しかし、面接を受けたところ当時の店長から「すぐにでも来てください!」と声が掛かり、デニーズで働くことになったのです。採用後は週5日10~15時の時間帯でパートとして働いていましたが、お子さんの急な体調不良のために休まなければいけないこともありました。「度々の急な欠勤に罪悪感を覚えましたが、そんな時、同じ店舗で働く先輩パートで子育て中のママたちから、『大丈夫よ』と声をかけてもらえたことは、本当にありがたかったです。だからこそ、出勤した時には、自分が休んだ分を帳消しにする勢いで、一生懸命に仕事に取り組みました。」

勤務開始から2年後、堀川さんに「店舗リーダーに昇格しないか」との声が掛かります。店舗リーダーとは、店長が不在のときの店舗の責任者で、店舗リーダーになると雇用形態はパートから契約社員へと変わります。堀川さんは、店舗リーダーになる道を選びました。

常に「お客様に喜んでいただくこと」を考える 副店長、そして店長へ

その後、7年間リーダーを経験した堀川さんは副店長(マネージャー)になりました。副店長になると、早朝や深夜も含めシフト勤務をしなければなりません。「もともと副店長になりたいと思っていた」という堀川さんは、お子さんが成長して、留守番できる年齢になったのを見計らい、副店長へと昇格することを決心しました。堀川さんが副店長昇格を希望していた理由は、その裁量の大きさにあります。副店長の仕事は、店舗全体を見渡して、「お客様に喜んでいただくために、今、誰がどこにいて、自分は何をすべきなのか」を考え、それを実行に移すことです。「副店長になると、制服も変わり、お客様の見る目も変わります。個人的には、店舗リーダーと副店長以上では、発言力にも目に見える差を感じていました。だから店舗リーダーから副店長になれば、『自分はまだリーダーだから』と遠慮せずに、お客様のためにもっといろいろなことを考え、それを実行できるのではないかと思いました。」

そして1年ほど副店長としての経験を積んだ後、堀川さんは店長への登用試験に合格します。しかし、試験には合格したもののすぐに店長にはならず、試験合格から4年間は副店長を続けました。店長になると、店舗の経営状況やスタッフの雇用管理など、全てに責任を負う立場になります。「子どもはだいぶ大きくなっていたとはいえ、子育てとの両立のことを考えるとなかなか踏み切れませんでした。」最終的に副店長から店長になろうと思ったきっかけは、複数のデニーズの店舗を統括する地区長から打診を受けたことだったといいます。「地区長から『本当にがんばっているからこそ、挑戦してほしい。堀川さんの自宅近くの店舗に配属するので、そこで店長として働かないか』と後押ししていただきました。」

充実の店長生活を支えてくれる仲間の力を実感

「お客様に、より喜んでいただきたい。」社内研修にも熱が入ります。

「お客様に、より喜んでいただきたい。」社内研修にも熱が入ります。

こうして順調にキャリアアップを果たした堀川さんですが、店長になってからの生活は「一番大変で、一番楽しかった」時期だったと振り返ります。

一番大変だったのは、店舗の在籍スタッフが極度に少なくなってしまった時のことでした。「スタッフが次から次に辞めていき、残った部下やパートさんにはシフトにたくさん入ってもらわなければならなくなりました。自分の判断ミスもあって店舗がうまく運営できず、売上も落ちて、申し訳ない思いでいっぱいでした。」そんな堀川さんを助けてくれたのは、部下や店舗スタッフとお客様でした。店舗のスタッフが少ないことを知るスタッフが率先してシフトに入ってくれたり、スタッフの少なさを風の噂で聞きつけたお客様から、「知り合いを紹介しようか」と持ちかけてもらったりしたのです。「店長職は、時には独力で頑張らないといけないこともある」と語る堀川さんですが、時には周囲に対して「辛い」「助けてほしい」と意思表示をすることの重要性を、この時身を以て感じました。「店長の仕事は、“失敗しても成功しても全て自分の責任”というところが潔くて魅力的だと思います。店舗リーダーや副店長だった時に抱えていた『やりたいことがあっても、結局店長の言うことには敵わない』といったジレンマは解消されました。だからこそ楽しかったです。そして、何より自分の店舗で働いてくれるスタッフに心の底から感謝するようになりました。」

さらなる2段階の昇格、今度は後輩にチャンスを

2005年には店長のまま正社員に転換しました。正社員になると全国に転勤する可能性があるので、当時高校生になっていたお子さんとも相談し、「転勤になっても、それはそれ」と受け入れる覚悟を決めました。店長に昇格後も、堀川さんは、複数の店舗を統括する立場である地区長、そしてゾーンマネジャーへと昇格を遂げていきます。ゾーンマネジャーとは、複数地区にまたがる店舗を統括する立場です。同社で、パートからゾーンマネジャーまでの昇格を果たしたのは堀川さんが初めてという大抜擢でした。ゾーンマネジャーの発令を受けた当時の心境を「腰が抜けた」と表現するほど、驚きの展開でした。

現在、千葉地区のゾーンマネジャーとして94店舗を統括する堀川さんは、毎日複数の店舗を周りながら店舗運営のアドバイスを行っています。

堀川さんが仕事を始めた理由は、キャリアアップというよりは、あくまで生活費を得るためでした。しかし、仕事にやりがいを見つけて、真剣に取り組んでいたところ、自然とキャリアアップの道が拓けてきたのです。「自分にキャリアアップの機会を与えてくれた会社で、今度は私が後輩のキャリアアップを支えていきたい。」堀川さんは後輩育成に熱意を持ち、日々の仕事に励み続けます。

応援メッセージ

堀川 淳子さん

パートのときからずっと、毎日小さな目標を立てて仕事をしてきました。仕事をルーティン化するのではなく、毎日目標を持って工夫しながら頑張ってみてください。仕事への気持ちの入り方も違ってくると思いますよ。

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