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キャリアアップに成功した方々を紹介します。
自分の希望の働き方について、キャリアアップを目指しましょう
店舗や会社がよくなるために
「自分がやれること」を見つけ、挑戦する
会社データ(2015年10月現在)
【事業内容】小売業
【従業員の内訳】39時間正社員950名、短時間正社員1,655名、
その他(PT(パートタイマー)、SFT(セミフルタイマー))57名
キャリアアップ~STORY~
小倉志保さんがイケアで働くようになったのは「たまたま」でした。出産後まもなく、家族で買い物に行った場所で、イケア1号店となる船橋店がオープニングスタッフ募集のためのジョブフェアを開催していたのです。ご主人に勧められ、「働く気もなく、なんとなく」行ってみたところ、「なぜかそのまま」面接に突入。面接官に「どの部署で働きたいですか。」と尋ねられてしまいました。
小倉さんは出産前に商社の営業部門で仕入れを担当していたこともあり、「とりあえず」仕入れ部門を第一希望にすると、面接は順調に進み、最終となる3次面接へ。そのときの面接官はドイツ人で、受け答えはすべて英語でした。「私は何をしているのだろう。なぜ英語で話そうとがんばっているのだろう。」と思いながらも、「この会社の人たちと働いてみたいな。とりあえず入社してみよう。」と決意。あわてて0歳児の子どもを預けるための保育園を探すことになりました。
2005年2月に、イケア船橋店に入社。週20~29時間・週3~4日勤務のパートタイマーを選びます。これまでパートタイム勤務の経験はないため、「どのくらい力を抜けばよいですか、という感じでした。」
いざ働いてみると、勤務時間が短いだけで仕事内容や求められる成果は正社員と同じであったため、「ここは手を抜かさせない会社だ。もっと頑張ってもいいんだ。」と思うようになります。また、船橋店は1号店であったため、社内システムや業務説明書等はすべて英語。上司も外国人なので英語を話さないと意思疎通ができませんでした。「英語にチャレンジしているうちに仕事を覚える。仕事をしたいから、上司に話をしたいから英語を覚える」、その繰り返しで英語を習得していきました。子どもが小さく、英語を習いに行くことはもちろん、なかなか参考書を読んだりすることもできませんでしたが、入社7年目に受験したTOEICの点数は入社2年目より200点も上がったそうです。
「頑張っている人を誰かが必ず見ていて、評価してくれる職場」「誰かのために動いている人を、当然と思わずに皆が手伝う職場」であることに、誇りを持っています。
同社には「オープン・イケア」という社内公募制度があります。これは、店舗・契約形態・配属部署・役割等が示され、そこに自ら手を挙げる方式での人事異動です。
2008年11月に新三郷店が新規オープンする際に、小倉さんは船橋店よりも自宅から近かった新三郷店での仕入れ部門に、これまでと同じ勤務時間での募集があることを見つけ、応募。店舗異動することになります。
新三郷店で働き続けて3年程度経ったときに、小倉さんは「この勤務時間数でできるマックスまで仕事をやりきった。新しい何かに挑戦したい」と思い始めました。ちょうどそこにオープン・イケアで新三郷店初のポジションであるスタッフプランナーを、週25時間~34時間の勤務時間で募集しており、面接を経て合格します。
スタッフプランナーとは、人事と財務の橋渡しを行う仕事です。具体的には、「どの部署に、どのような契約形態のコワーカー(同社における従業員の総称)が何人いれば生産性が上がり、売上も増える」「このコワーカーが退職するならば、新たにこのような人を採用すればよいのではないか」等を各部門のマネジャーに提案します。「今までその役割を担う人がいなくても成り立っていたところに入り込み、マネジャーからの信頼を勝ち得て、相談されるまでにならなければ意味がないポジションです。立ち上げは泣くほど大変でした。」
そこでとった作戦は、「マネジャーとミーティングを重ねること」「指示を出すのではなく、マネジャーと肩を並べ、その部門を一緒に管理すること」でした。それらの積み重ねにより、マネジャーはこれまで一人で悩んできたことを小倉さんと一緒に考えてくれるようになったそうです。仕事が軌道に乗り始めると、マネジャーと接する機会が増えていたこともあり、「今度はマネジャーという仕事に目が向きました。よいマネジャーがそろえば、店舗が、会社がもっとよくなるはずです。」
同社では2012年から、2年以内にマネジメント職を目指すコワーカーをトレーニングするための「アスピラントプログラム」という研修を実施しています。受講は各店舗5名以内と定められており、受講に当たっては自らが手を挙げ、面接を受ける必要があります。1ヶ月に数日間の研修を9ヶ月続けますが、その中にはDIC(Discovering IKEA Concept)という「課題が山盛りのトレーニング」も含まれています。小倉さんはその研修を受講しました。
受講途中で、オープン・イケアで返品カウンターのチームリーダーの募集が出ました。「担当したかった仕事でもあるし、手を挙げてみるしかない」と思い、応募。そして、面接を経てマネジメント職であるチームリーダーに就任します。それに伴い、勤務時間もフルタイム勤務に変更となりました。
「自分らしいマネジメント」を目指し、10名の部下を率いることとなりましたが、「派手に失敗しました。コワーカーから総スカンを喰らってしまったのです。」
小倉さんは自分らしく振舞っていましたが、半年程度経った頃にふと「何か雰囲気がおかしい」と感じます。それは部下たちの小倉さんに対する不平不満でした。はじめは聞く勇気もありませんでしたが、意を決して部下たちと話してみると、「もちろん一晩落ち込みましたが、翌朝にはすっきりして、何をやればよいのかがわかりました。」
これまでは「優等生のチームリーダーになろうと頭でっかちになっていて、コミュニケーションが一方的だった」と気付いたのです。そこで小倉さんは部下たちに「自分が変わるので、少し時間がほしい」と伝え、「ただただ一緒になって」仕事をしました。それからは状況が徐々に好転し、約半年で「皆が自分を大好きになってくれた」といいます。
2015年9月からは、さらに上位の役職であるマネジャーになった小倉さん。部下に「この人は自分たちをわかってくれるマネジャーだよね」と言われるよう、全力で仕事に取組みます。
働く時間の制約が、自分の成長のバネになります。時間内にどこまでできるか、どれだけ成果を上げられるかの挑戦と捉え、「自分ならもっとできるはず」と自信を持って仕事に取り組んでください。そうすれば、壁があっても乗り越えられます。
新しい知識を吸収し、「次」へ挑戦。
仕事の幅を広げていく。
一人ひとりに喜んでもらえる介護を心がけ、お客様から信頼されるヘルパーに!
気づいたら即行動!
その積み重ねで同僚・後輩に慕われる存在に
お店とともに成長し、欠かせない存在へ。
周囲の支えに感謝。
ママだからこそできる仕事。子育て経験を活かし、いずれは再び店長に。
自信を持って、誇りを持って、「お役に立ちたい気持ち」を伝えていく
ミスを次につなげ、「気づき」を技術力の向上に役立てる。
小さな工夫を積み重ねて、業務を円滑に!
職場になくてはならない存在へ。
自身の経験や知識を皆に伝え、縁の下の力持ちとしてセンターを支えていきたい。
「自分で頑張る」から「みんなで頑張る」へ。大好きなお店のために日々奮闘!
主婦としての感性を活かしながら店長へとステップアップ!
仕事が楽しくて夢中に。社内制度の有効活用で勉強の毎日を送る!
人と人のつながりを大切に。
理想の接客で憧れの「店長」を目指す!
何事も楽しむ姿勢で困難を乗り切る秘訣は「限られた時間の有効活用!」
お客様との信頼関係を築くため、さらなるスキルアップを目指す。
同僚とのコミュニケーションを大切に、働きがいのある職場をつくっていきたい。
常にプラスアルファの接客で、正社員に。
誰もが認めるホテリエとして活躍中。
総合小売業の面白さを探求して、店長に。
原動力は、もっと知りたい、やってみたい!
子育てや趣味と両立しながら、自分らしく。
愛情でチームも育てて管理職に。
心と心、商品と消費者を丁寧につなぐパッケージ制作を極めて、取締役へ。
コミュニケーション能力を強みに課題解決。
パートから、わずか10年で部長職へ!
娘が教えてくれた前向きに生きる姿勢。
縁の下の力持ちとして、上を目指す。
女性による、女性のための意識改革。
私がその道しるべになりたい。
キャリアの断絶も仕事の成果でカバー。
制度とともにステップアップ。
引っ込み思案だったあの私が、東京の大型ショップの店長に転身!
マネジメントと人材教育、双方の経験が調和して独自の経営哲学をもつ店長に。
こども相手の保育士をめざした私が、今、おとな相手の人材育成に魅せられている!
子育てのため大手企業を退職。
地方でパートから再就職し、経営者に!
好奇心と向上心でステップアップ。
念願かなってパート出身の副店長第一号に!
研究者から転身してファミレス店長へ。
深夜パートで、天職に巡り会う!