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キャリアアップ事例

キャリアアップに成功した方々を紹介します。
自分の希望の働き方について、キャリアアップを目指しましょう

株式会社喜久屋
丸山 幸子さん(リアクア本部 主任)

丸山 幸子さん

何事も楽しむ姿勢で困難を乗り切る
秘訣は「限られた時間の有効活用!」

会社データ(2015年11月現在)
【事業内容】クリーニング業
【従業員の内訳】正社員23名、パートタイムの非正社員180名

丸山 幸子さんの年表

キャリアアップ~STORY

イークローゼットとの出会い

学校を卒業して以来9年間勤めた旅行会社の人事部を辞め、二児の母として子育てに邁進してきた丸山幸子さん。しかし子どもたちがどんどん成長していく姿を見ているうちに、次第に自分だけが周囲の変化から取り残されているような感覚を覚えるようになります。そんな折に見つけたのが喜久屋の新しい宅配クリーニング「イークローゼット」に関わる仕事でした。「イークローゼット」は、衣類に関するクリーニングの依頼をWebで受け付けるかたわら、預かり品を6か月間無料で保管するという、文字通りクローゼット代わりにもなるサービスのことです。洋服が好きで、トレンドについても敏感な丸山さんにとって、心機一転するにはまたとない職場でした。

実際に採用面接を受けたのは、同社の「工場での軽作業、短期間」という募集に対してでしたが、こちらは勤務地の折り合いがつかず、自宅から近い事業所での事務員の求人への申込を打診されます。これも何かの縁と感じた丸山さん。早速連絡を取ってみると話がトントン拍子に進み、2004年4月にパートタイマーとして入社しました。

数多くの業務を体当たりで経験し、成長

勤務開始当初は事務職として週5日・1日6時間での契約を結びます。入社当初の主な業務は、全国のお客様から日に100個ほど届くクリーニング前の品物の検品からデータ入力、そしてタグ付けでした。もちろんその際に「ボタンが取れていた」などの不具合があれば、お客様に確認を取るのも丸山さんの仕事です。

入社した時期は、折しもサービスの業績が伸び盛りとなった時期であり、やるべき仕事は山積みでした。足りない人手を補おうと躍起になること数カ月、子育てをしながらフルタイムで働けている事実に気がつき、契約をフルタイムに変更しました。

慣れないPCでの作業や、その当時はマニュアル化されていなかった日々の工程についても、焦らずにひとつひとつ先輩たちに教えてもらい、自分なりに仕事用のノートを作成、解決を後回しにせずにまとめあげるなどして懸命に覚えていきます。

その後はお客様からの入金確認や、クリーニング後の品物の梱包、発送業務まで、仕事の量は飛躍的に増えていきましたが、丸山さんも必死に対応していきます。そして事業がひと段落する頃には、他の大勢の正社員とともに販促会議に出席するほどに成長していました。主婦でもある丸山さんは、この会議で「クリーニング利用者の生の声を知る者」として、季節や時流に応じた企画やセールを立案、提言し、それが社長に評価される機会にも恵まれました。社長自身も無類の洋服好きで、同好の士として話が盛り上がることも多かったと言います。

働きはじめてから1年後、その社長から、積極性と仕事ぶりを評価され「正社員に転換し、『主任』として働かないか」と声を掛けられます。正社員への転換は、子育てを理由に一度は断り、雇用形態はそのままで「主任」に登用されることになりました。主任昇格後も、仕事内容が大きく変わることはありませんでしたが、昇格の事実が丸山さんの自信につながります。それから2年後の2007年6月、「主任として業務に励んできた自信」と「正社員としてより責任のある仕事に挑戦したい気持ち」が強くなり、正社員として新たなスタートを切ります。

数々の事業にて大活躍する裏に、時間の有効活用アリ

どんな仕事にも積極的にチャレンジ。お客様の喜ぶ顔が見たい、その一心で取り組みます。

どんな仕事にも積極的にチャレンジ。
お客様の喜ぶ顔が見たい、その一心で取り組みます。

正社員となった丸山さんの仕事は、喜久屋の主幹事業であるクリーニングの仕事だけに留まりません。社長が次々と発案する新規の事業の担当者に抜擢されることが増えました。具体的には、マンションのコンシェルジュサービスの一環としてクリーニングサービスを行うマンション事業部や、そのマンションで野菜や果物を売るマルシェ事業、アパレル関係など、様々な部署で多岐に渡る経験を積んでいきます。正社員へ転換する以前から、何かと責任ある立場で仕事をすることが多かった丸山さんですが、正社員転換後は他社との連絡窓口として重宝されるようになり、メールのやり取りも格段に増えました。社長からのたっての要請で、すでに支店を開設していたタイをはじめとする東南アジアの服飾事情の調査に行くこともありました。「メールといえばママ友との携帯電話でのやり取り程度だったのに、今では苦手だったPCで大量のメールを処理し、さらには海外出張にまで行くことになるなんて、働きはじめる前の自分を振り返ってみるととても信じられません。」

もちろんそれらすべての仕事が最初から上手くいったわけではなく、時に怒られ、時に失敗し、辞めようとさえ思ったこともあります。しかし、「いつも、その時々で楽しむ」という前向きな姿勢でそれらを経験として捉え、吸収することで成果に変えてきました。しかし、どうしても子どもが小学生のうちは、「子育てと仕事の両立に悩むこともあった」と丸山さんは言います。「1日のなかで仕事と子育てを両立しているわけですから、時間の使い方は課題です。私の場合は、『朝の時間を有効活用すること』を生活リズムとして体に覚えさせることで、克服しました。たとえば、朝の出勤前に夕飯を作っておけば、疲れて帰ってきても、少しくらい帰宅が遅れても、食べるものには困りません。」

新規事業を成功させるため、まだまだ経験を積みたい

丸山さんが仕事で喜びを感じるのは、お客様からの注文がきたときであり、それを通して自分の関わっている事業が成長していくのを実感した時だといいます。「最近開始した事業の『リアクア』は、宅配便がクリーニング品をお客様のご自宅まで集荷・配送するサービスで、全国のクリーニング業者と協力しながら仕事を行っています。もちろんその規模の大きさもやりがいにはなりますが、自分が担当している地域のお客様から注文のお知らせが入るときが一番うれしいです。」と答えてくれました。そんな丸山さんに現在の一番の目標は、『リアクア』を成功させることです。「サービス自体には本当に自信があるので、この新事業をたくさんの方に知ってもらい、成功に導きたいです。そのためにも工場で実際にクリーニングの作業をする方たちともっと会話ができるよう、工場での仕事も実際に自分で経験してみたいです。そして、服の素材に応じて皺の入らない梱包法を考えるといった、工場で働くプロの方々ならではの技術的なこともより深く学んでいきたいです。」丸山さんのスキルアップへの意欲はとどまるところを知りません。

応援メッセージ

丸山 幸子さん

長く勤められる場所を探し、そのための環境を整えるのは大変なことですが、そういう場所は必ずあります。1日は24時間と限られていますが、それをうまくつかう工夫ができたら、きっと楽しいと思います。

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