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キャリアアップに成功した方々を紹介します。
自分の希望の働き方について、キャリアアップを目指しましょう
人と人のつながりを大切に。
理想の接客で憧れの「店長」を目指す!
会社データ(2015年11月現在)
【事業内容】飲食業
【従業員の内訳】正社員1,311名、パートタイマー18,716名
キャリアアップ~STORY~
矢島由貴さんは現在、子育てと並行しながら、牛丼チェーンの吉野家・新所沢店にて、副店長として、週5~6日働いています。
矢島さんは知人に吉野家の店長を紹介されたのをきっかけに、「知っている人もいるし、やってみよう」と考え、2008年に入社を決意しました。この時は自宅からほど近い所沢駅前店にパートとして入社したものの、妊娠を機に一度退社することになります。その後は子育てに専念していましたが、子育てがひと段落した頃に「ほかの仕事もやってみたい」と、他社で正社員として勤務することになりました。しばらく正社員として働いた矢島さんに転機が訪れます。「正社員という立場だと、たとえば子どもが熱を出して病院に連れていきたいと思っても、仕事を休むことが難しく、時間の融通が利かないことに悩んでいました。そんな時に吉野家入社のきっかけにもなった店長から『ぜひ戻ってきてもらいたい』と声がかかり、復帰を決めました。」そしてもうひとつ、どちらかといえば男性の職場というイメージが強かった吉野家で、矢島さんの“ママ友”が、シングルマザーでありながら店長として活躍しているのを知ります。ママ友は矢島さんとは別の店舗で働いていましたが、矢島さんは、その凛とした姿を見て「いつか自分もあのようになりたい」という思いを抱きます。
仕事で頑張る姿を子どもに伝えたい。
毎日仕事に邁進します。
吉野家で働く際には、店舗デザインとしてキッチンからホールまでが繋がっていることから、接客と調理の両方を切り盛りしていくスキルが求められます。「入社初日に、店長から業務内容に関する基礎を習いましたが、実際に仕事を開始するとわからないことはいっぱいありました」と当時を振り返る矢島さん。入社したての頃は、効率が落ちることで先輩に厳しく注意され、悔しくて涙したこともあると言います。そこで矢島さんは「もう絶対にこんな悔しい思いをしないよう、できることから着実に仕事をこなしていこう」と決意します。当時の上司であった店長に「好きに動いていいよ、責任は俺がとるから」と言ってもらえたのも後押しになりました。既存のマニュアルはもちろん、マニュアルに書いていない部分も自ら考えて積極的に動き、わからない部分は後回しにせずにその場で店長などに質問して必ず解決させていくことで、短期間で業務に習熟していきます。特に接客に関してはマニュアル通りには対処しきれない場面も多かったため、実際に働きながら「お客様はどういう接客をされたら喜ぶか、どういう対応をしたら不快な思いをされないか」を念頭に動きました。また、実際に自分がファミレスなどに行ったときに「良いな」と思った接客を取り入れていくことでスキルアップを実現していきました。そしてこのような地道な努力は、パートとしての「ランクアップ」に直結します。当時の吉野家ではパートのランクが5段階に分かれており、矢島さんは接客部門においてわずか2年でトップの「トレーナー」にまで昇格したのです。接客部門におけるトレーナーとは、「接客に関するスペシャリスト」という立場で、後輩や同僚からも強く信頼される存在となります。さらに、接客や調理と並行して行わなければならない発注や売り上げ管理といった裏方の業務についても丁寧に習得していきます。
そうして吉野家で働きはじめてからのべ5年。ついに矢島さんに、上司である店長から「新所沢店の副店長をやってみないか」という打診があります。まだ子どもが小さかったため、一度は迷ったという矢島さん。しかし吉野家全体として、「女性の働きやすい環境づくりを推進する」という大きな流れがあったことや、実際に同じような立場で子育てをしながら働いている先輩たちと相談できる機会に恵まれたことで、最終的には副店長になることを決意します。「できるかどうかがわからなくても常に挑戦していたい、自分ができるところまでどんどんやりたいと思いました。」
副店長になると、外部講習を受講して「防火管理責任者」や「食品衛生責任者」といった資格を取得する必要があるほか、店舗の責任者として、新人の採用に関わる面接なども仕事として加わります。接客では高い評価を受けている矢島さんでも、面接では、「自分のつけた評価が採用に直結するので、ガチガチに緊張してしまった」と話します。さらに矢島さんの場合には、上司である店長が複数店舗の店長を担当していることもあり、新所沢店の運営全体も任されます。そうした忙しさの中でも常に「お客様にとって快適なお店、自分や同僚にとって働きやすいお店」を実現するため、常にお客様や同僚の様子に配慮しながら仕事に励みます。
矢島さんは副店長になったことで、「店長になる」という目標を、実感をもって認識しはじめました。それと同時に、新所沢店を、お客様から「ごちそうさま、また来るね」と言ってもらえるようなお店にしたいという具体的な目標も見えてきました。
さらに、「やらなければならないことをやって、私だけがスキルアップしていくのではなく、後輩たちがはやく一人前になって楽しく働いていかれるように育てていきたい」という想いを強く持ち、後輩育成にも意欲的です。「たくさんのお客様が自分のことを覚えていてくれること」に喜びを感じ、「来店したお客様の顔を覚えて細やかな気配りをすること」の重要性を知る矢島さんならではの接客術を、後輩に伝えています。後輩への指導も、一方的に押しつけるのではなく、休憩中のコミュニケーションなどを通して自然に意識して覚えてもらうように心がけています。
自分の目標をしっかりと見据えながら、後輩育成にも精力的に取り組む矢島さん。仕事に、子育てに奮闘し、これからも活躍を続けます。
社会とのつながりを再確認し、自分が必要とされていると思えることが仕事の良さです。家の中に一人でいては何も得るものはありません。子どもが小さいから働けないということはなく、できることは必ずあるので、外に出ることを諦めずに、チャレンジしてほしいと思います。
新しい知識を吸収し、「次」へ挑戦。
仕事の幅を広げていく。
一人ひとりに喜んでもらえる介護を心がけ、お客様から信頼されるヘルパーに!
気づいたら即行動!
その積み重ねで同僚・後輩に慕われる存在に
お店とともに成長し、欠かせない存在へ。
周囲の支えに感謝。
ママだからこそできる仕事。子育て経験を活かし、いずれは再び店長に。
自信を持って、誇りを持って、「お役に立ちたい気持ち」を伝えていく
ミスを次につなげ、「気づき」を技術力の向上に役立てる。
小さな工夫を積み重ねて、業務を円滑に!
職場になくてはならない存在へ。
自身の経験や知識を皆に伝え、縁の下の力持ちとしてセンターを支えていきたい。
「自分で頑張る」から「みんなで頑張る」へ。大好きなお店のために日々奮闘!
主婦としての感性を活かしながら店長へとステップアップ!
仕事が楽しくて夢中に。社内制度の有効活用で勉強の毎日を送る!
人と人のつながりを大切に。
理想の接客で憧れの「店長」を目指す!
何事も楽しむ姿勢で困難を乗り切る秘訣は「限られた時間の有効活用!」
お客様との信頼関係を築くため、さらなるスキルアップを目指す。
同僚とのコミュニケーションを大切に、働きがいのある職場をつくっていきたい。
常にプラスアルファの接客で、正社員に。
誰もが認めるホテリエとして活躍中。
総合小売業の面白さを探求して、店長に。
原動力は、もっと知りたい、やってみたい!
子育てや趣味と両立しながら、自分らしく。
愛情でチームも育てて管理職に。
心と心、商品と消費者を丁寧につなぐパッケージ制作を極めて、取締役へ。
コミュニケーション能力を強みに課題解決。
パートから、わずか10年で部長職へ!
娘が教えてくれた前向きに生きる姿勢。
縁の下の力持ちとして、上を目指す。
女性による、女性のための意識改革。
私がその道しるべになりたい。
キャリアの断絶も仕事の成果でカバー。
制度とともにステップアップ。
引っ込み思案だったあの私が、東京の大型ショップの店長に転身!
マネジメントと人材教育、双方の経験が調和して独自の経営哲学をもつ店長に。
こども相手の保育士をめざした私が、今、おとな相手の人材育成に魅せられている!
子育てのため大手企業を退職。
地方でパートから再就職し、経営者に!
好奇心と向上心でステップアップ。
念願かなってパート出身の副店長第一号に!
研究者から転身してファミレス店長へ。
深夜パートで、天職に巡り会う!