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キャリアアップに成功した方々を紹介します。
自分の希望の働き方について、キャリアアップを目指しましょう
主婦としての感性を活かしながら
店長へとステップアップ!
会社データ(2015年11月現在)
【事業内容】飲食業
【従業員の内訳】正社員140名、パートタイマー約2,500名
キャリアアップ~STORY~
加茂さんがファーストキッチンでメイト(パート)として働き始めたのは2002年。自宅近くに新しくできた店舗のグランドオープンスタッフとしてのスタートでした。独身時代に同じファーストフード業界の企業で正社員として働いていた加茂さんには、新店を任される機会を得たタイミングと妊娠期の体調面の不安が重なってしまい、心残りを抱えながら前職を退職した経験がありました。しかし、「ファーストフード業界で頑張ってみたい、という気持ちを持ち続けていて。」一番下のお子さんが幼稚園に入園したことを機に、新たなキャリアを歩み始めました。新店舗のオープン時には新しく採用されたスタッフ全員が同時にスタートをきることになるため、前職の経験がある加茂さんは採用時からメイトのまとめ役にあたるメイトマネジャーとして社員のスタッフをサポートすることを期待されていました。そして、入社から3ヵ月後、仕事の傍ら勉強を行った加茂さんは、晴れて昇格試験に合格し、メイトマネジャーとして管理業務にも携わるようになりました。
メイトマネジャーとしてメイトの労務管理、発注などの店舗全般の管理業務も行うようになっていた2007年、加茂さんは契約社員(ライセンスマネジャー)に移行しないかとの誘いを受けます。契約社員になれば時給が上がる一方、扶養の範囲を超える一定以上の勤務時間数を勤める必要があり、また店舗の異動の可能性も出てきます。しかし、「前職を不完全燃焼で辞めた後、私が気持ちを切り替えて子育てや家事に専念してきたこと、また仕事を再開して働く中で『もっと仕事をしていきたい』という気持ちが出てきたことを、主人も理解してくれました。」こうしてご主人のサポートにも支えられ、契約社員となることを決意しました。
加茂さんは契約社員になる際に早番中心で業務を行いたいという希望を会社に伝えました。その背景には、主婦であることを大前提として仕事と家庭のバランスをとり、家族との関係を大切にしたいという思いがあります。「子どもが小さい頃は子育てに専念してきましたが、自分が好きな仕事をすることによって、何かが崩れた時にそれを仕事のせいにしてしまうのは嫌だと思いました。」イベント時などでどうしても遅番勤務が必要な時を除き、基本的に早番で勤務を行いながら、店舗に残ったスタッフを電話でフォローをするなどの工夫を行ってきました。
「仕事だけでなく、家庭や学校生活などのことも含めて働いているスタッフとのコミュニケーションを大切にしています。」
ご自身のこれまでのキャリアの中でも大きなステップアップとなったのが2009年の責任マネジャー(店長代理)への昇格でした。責任マネジャーは、店長と同様、そのお店のトップとして労務管理、売上管理、予算管理などの店舗運営の業務を担当し、お客様からのクレームにも店舗の責任者として対応することが求められます。「自分で本で読んで勉強したり、実務を通じて習得し、分からないことは勤めていた店舗の店長や同業種の主人に教えてもらったりしていました。ステップアップするための試験は大変でしたが、段階的に勉強をして頑張ってきたと思います。」昇格試験をへて責任マネジャーとなった後、加茂さんは3店舗で経験を積み、正社員の店長の下で実務をこなしながら店舗運営のスキルを身につけていきます。そして、2015年春、主婦の契約社員として初めて、店長として店舗を任されました。スタッフとのコミュニケーションを大切にしながらより良い店舗づくりに取り組み、関東地区の店長会議で店舗の衛生管理を徹底した取組が紹介されるなど、活躍を続けています。
勤務の時間帯を調整してもらいながらご自身がお子さんの成長に合わせて仕事を続けてきた経験は、現在のマネジャーとしての業務にも大いに活かされています。「どのお店でも主婦、フリーター、学生など様々なスタッフが働いています。新米ママのスタッフが『子どもの急な発熱などでお店に迷惑をかけているのではないか』と悩んでいる時などには、私自身が主婦として経験してきたことなので、皆の力に支えられてお店が成り立っているのだと言葉をかけてあげられます。また、アルバイトばかりに精を出している高校生や大学生のスタッフに対しては、同世代の子どもを持つ『お母さん』の気持ちも分かるので、『学生の本分は勉強なのだから、アルバイトばかりしていてはいけないよ』と諭したりします。」
加茂さんにとって、接客業を通じた様々な成長の場面に出会えることが大きな仕事のやりがいの一つです。「接客業では、客層が大変広く、またお客様に喜んでいただいていることが目の前で伝わってきます。例えば、お母さんに見守られながら、お金を握りしめて店舗のカウンターにやってきた小さな女の子の『初めてのおつかい』をサポートしてあげて喜んでもらえた時はとても嬉しかったです。」また、仕事の中で出会う成長の場面は、お客様だけに限られません。「これは主婦の観点から感じることなのですが、例えば、丁寧なサービスを行い、お客様から心をこめて『ありがとう』と言われた時のスタッフ、初めてのお給料を受け取って喜ぶ高校生スタッフ、就職活動でアルバイトの経験が評価された大学生スタッフなどの嬉しそうな表情を見て、とても嬉しくなります。」
契約社員のまま店舗での経験や勉強を積み重ね、店長の仕事までステップアップしてきた加茂さん。近く、現在店長を務めている店舗に加え、新たに2店舗目のお店を担当することが決まりました。2店舗目のお店では、かつてご自身が店長から教わってきたように、将来の店長候補となる責任マネジャーを育成する立場という、新しいポジションを経験することになります。「メイトとの関わりやコミュニケーションを大切にし、メンバーの中に自分がいるという、そんな思いを持ってくれる店長を育てていけたらと思っています。そうすることで、私の思いを受け継ぐお店を拡げていき、会社に貢献することができればと考えています。」店長としてさらなる目標を持ち、今後も加茂さんの挑戦は続きます。
いろんな職種や業態がありますが、どんな仕事でも必ずどこかで主婦としての経験や感性が活かせる部分があると考えています。そのような場を見つけ、仕事のやりがいを探していけば、たくさんの新しい発見があると思います。
新しい知識を吸収し、「次」へ挑戦。
仕事の幅を広げていく。
一人ひとりに喜んでもらえる介護を心がけ、お客様から信頼されるヘルパーに!
気づいたら即行動!
その積み重ねで同僚・後輩に慕われる存在に
お店とともに成長し、欠かせない存在へ。
周囲の支えに感謝。
ママだからこそできる仕事。子育て経験を活かし、いずれは再び店長に。
自信を持って、誇りを持って、「お役に立ちたい気持ち」を伝えていく
ミスを次につなげ、「気づき」を技術力の向上に役立てる。
小さな工夫を積み重ねて、業務を円滑に!
職場になくてはならない存在へ。
自身の経験や知識を皆に伝え、縁の下の力持ちとしてセンターを支えていきたい。
「自分で頑張る」から「みんなで頑張る」へ。大好きなお店のために日々奮闘!
主婦としての感性を活かしながら店長へとステップアップ!
仕事が楽しくて夢中に。社内制度の有効活用で勉強の毎日を送る!
人と人のつながりを大切に。
理想の接客で憧れの「店長」を目指す!
何事も楽しむ姿勢で困難を乗り切る秘訣は「限られた時間の有効活用!」
お客様との信頼関係を築くため、さらなるスキルアップを目指す。
同僚とのコミュニケーションを大切に、働きがいのある職場をつくっていきたい。
常にプラスアルファの接客で、正社員に。
誰もが認めるホテリエとして活躍中。
総合小売業の面白さを探求して、店長に。
原動力は、もっと知りたい、やってみたい!
子育てや趣味と両立しながら、自分らしく。
愛情でチームも育てて管理職に。
心と心、商品と消費者を丁寧につなぐパッケージ制作を極めて、取締役へ。
コミュニケーション能力を強みに課題解決。
パートから、わずか10年で部長職へ!
娘が教えてくれた前向きに生きる姿勢。
縁の下の力持ちとして、上を目指す。
女性による、女性のための意識改革。
私がその道しるべになりたい。
キャリアの断絶も仕事の成果でカバー。
制度とともにステップアップ。
引っ込み思案だったあの私が、東京の大型ショップの店長に転身!
マネジメントと人材教育、双方の経験が調和して独自の経営哲学をもつ店長に。
こども相手の保育士をめざした私が、今、おとな相手の人材育成に魅せられている!
子育てのため大手企業を退職。
地方でパートから再就職し、経営者に!
好奇心と向上心でステップアップ。
念願かなってパート出身の副店長第一号に!
研究者から転身してファミレス店長へ。
深夜パートで、天職に巡り会う!