パート労働者のためのキャリアアップに関する情報サイト

メニュー

ここから本文です

キャリアアップ事例

キャリアアップに成功した方々を紹介します。
自分の希望の働き方について、キャリアアップを目指しましょう

ブックオフコーポレーション株式会社
立花 のぞみさん(ブックオフプラス 16号相模原富士見店 店長)

立花 のぞみさん

こども相手の保育士をめざした私が、
今、おとな相手の人材育成に魅せられている!

会社データ(2014年3月現在)
【事業内容】中古書店(+古着、アクセサリー等)
【従業員の内訳】正社員1,075名、パート社員8,757名(連結)

立花 のぞみさんの年表

キャリアアップ~STORY

乗り気でなかったパートが面白くなり、働くことに専念

9年前は音楽も聴かず、ゲームもしない、映画も観ない、無趣味な大学生だったという立花さん。「とりあえずバイトでもしてみるか」と2005年、大学1年の春に求人広告を見て、ブックオフのパートに応募します。家から近いし、仕事も簡単そうだからという理由でした。

「札幌宮の沢店」は、面倒見のよい店長を中心に約10人が働く小規模店舗でした。週5日・6.5時間勤務で働き始めると、やがて店長から後輩の育成といった責任ある仕事を任され、“君がリーダーだと思ってるよ”と声をかけられます。立花さんはみるみる仕事が楽しくなり、思いもかけなかったやりがいを感じました。そして、半年後には大学を自主退学して、パート勤務に専念します。ブックオフには結果を出すとそれに見合って時給が上がるという独自の「パート・キャリアアップ制度」があり、そのおかげで自分の努力目標が作りやすく、いずれ就職するならこういう会社に入りたいと決断したのです。

その後も別の大規模店で体験研修を受け、より高いレベルで活躍する先輩たちから貴重なアドバイスをもらうなど、大きな刺激を受けて働く喜びを実感します。「自由に発言できる社風で、店長とも上下関係でなく人対人の感覚で意見を交わすことができました。」

3つの店を異動するたびに、人間力がステップアップ!

みずから現場に立ち、後輩と一緒に動きながら教育する、それが立花さん流の指導法の一つです。

みずから現場に立ち、後輩と一緒に動きながら教育する、それが立花さん流の指導法の一つです。

2011年の秋、立花さんはパートの最高職「マネージャー」に昇進します。これは店長と同等の仕事ができる人がなる役職です。マネージャーはほぼ地元出身者で、店のことも地域のことも一番よく知っています。新たな店長が赴任してくるたび、その店長がスムーズに役職を果たせるように、地域を管轄する「エリアマネージャー」と一緒になってサポートすることも重要な使命でした。

そうしてマネージャーとして代々の店長をサポートしているうちに、立花さんの心の中に上を目指す気持ちが芽生えます。上司に助言されてから店長になるのではそれを言い訳にしてしまうと思い、パート入社から7年目、みずから「店長になりたい」と名乗りを上げました。

2012年4月、正社員の試験に合格し、「甲府平和通り店」(山梨県)の店長に赴任します。生まれて初めて札幌を出ての一人暮らしでした。

すると、ここでいきなり一つ目の大きな壁にぶつかります。そこは中古書店が売上を得るのに必要な仕入れ(本やCDの買取)が慢性的に足りない地域性のある店だったのです。そこで立花さんは采配を振るい、全店一丸となって買取募集のポスターを店内に貼り、地域にチラシをポスティングし、車での出張買取体制を強化します。その努力の結果、買取量は倍増し、危機的な状況は回避されました。「初めての店長としての仕事でもあり、最初はどうすればいいか悩みました。でも山梨の店には超ベテランの主婦のパートの方々がいて、若いパートの人をまとめたり、土地勘のない私にアドバイスをくれたんです。これは本当に助かりました。この時ほど人の力ってすごいなと、人材づくりの大切さを実感したことはありません。」

そして2013年2月、立花さんは「16号相模原富士見店」へと異動となり、店長に着任します。

ここでも「パート社員の意識改革」という、二つ目の大きな壁が待っていました。物やお金の問題と違って、人間の心理や長年の慣習を変革するのは決して容易なことではなく、悔し涙を流した夜もありました。それでも立花さんは、エリアマネージャーに相談しながら、嫌われ役を買って出ます。そもそもブックオフは買取・値付けのルールや、パートの給料体系、キャリアパスプランをわかりやすく制度化している会社です。そのキャリア制度を図解した表を使って、立花さんは各自の役割分担を根気強く説明し、自分も一緒に売場で動きながら教育し、半年かけて意識改革を推進したのです。

ブックオフでは「知力×人間力」という言葉を大切にしています。立花さんは「店の運営に必要な知力は勉強して何とか身につけました。人間力は、おかげさまでこれまで三つの店を経験させてもらったことで、私なりにステップアップできたと会社に感謝しています」と振り返ります。

人に教えることで自分も学ぶ。教育の仕事は私の適職!

店舗経営では特に新人や中堅社員の人材育成が重要です。立花さんは今、そこに大きな魅力を感じているといいます。「人に教えることは自分の勉強にもなるので、今後も育成業務に携わっていきたいですね。私もまだ経験値が足りないことを自覚していますが、いずれ大規模店舗でも優秀な人材を育成できる担当者になるのが目標です。今の仕事にはとても満足していて、専念することにした甲斐がありました(笑)。」

かつて大学では保育士を目指し、今は社員の教育を担当している立花さん。子供時代から学年委員や部長に自分からやりたいと名乗りを上げていたといいます。人をまとめたり、人に教えることには潜在的に適性があったようです。

今は特別な結婚願望はないという立花さんですが、「私は自分から何かをしたいタイプです。将来、人に幸せにしてもらうというより、自分が幸せにしたいと思う人が現れたら結婚するかもしれません」と笑顔で語ります。管理職としてはまだ日の浅い立花さんは、現在28歳、店長と人材の育成担当(トレーナーA)を兼務しています。今後の一層の活躍が周囲からも大いに期待されています。

応援メッセージ

立花 のぞみさん

上級職を目指すのには勇気が必要です。自分で自分に言い訳をつくらず、目の前の選択肢から逃げないで挑戦してください。迷っているなら、ぜひチャレンジするほうに自分を賭けてみましょう。

ページの先頭に戻る