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キャリアアップ事例

キャリアアップに成功した方々を紹介します。
自分の希望の働き方について、キャリアアップを目指しましょう

イオンリテール株式会社
下田 かおりさん(イオン高萩店店長)

下田 かおりさん

総合小売業の面白さを探求して、店長に。
原動力は、もっと知りたい、やってみたい!

会社データ(2014年5月現在)
【事業内容】総合小売業
【従業員の内訳】社員(N社員、R社員、フルタイムのコミュニティ社員)21,629名、パートタイマー(パートタイムのコミュニティ社員、アルバイト)101,750名

下田 かおりさんの年表

キャリアアップ~STORY

最初は気軽にパートタイマー。仕事を知るほど沸き起った意欲

イオンでパートタイマーを始める前は「大学を辞めて、飲食店でフリーターをしていました。仲間もできて楽しかったのですが、皆が次第に各々の道をみつけていく中、自分もいろいろやってみようと思って。近所のイオン八潮南店のアルバイト募集に応募しました」と下田かおりさん。それから14年を経た今、下田さんは36歳の若さで130人の部下をもつイオン高萩店の店長にキャリアアップを果たしましたが、そのスタートはごく身近なエリアでの仕事探しでした。

パートタイマーとして初めの2~3年は、週4日×5時間ほど勤務し、ギフトコーナーでの進物用お菓子の販売や、サービスカウンターで総合案内を担当。その後、勤務時間を月間160時間まで増やすとともに社内資格試験に合格して、お菓子の発注やパートのシフト管理といったマネジメント業務を手がける立場になり、社会保険に加入することもできました「。責任あるポジションにつき“、ここをこう変えるとお客さまに見えやすいのではないか、ミスも減るのではないか”と陳列や動線を見直すなど、積極的に行動しました」と下田さん。慣例にとらわれず、お客さまと従業員の双方にとってよりよい改善を重ね、周囲からの評価は高まって行きました。

こうして5年、経験を積みながらさまざまな経歴の社員と交流するうち『総合小売業』ならではの多彩な仕事内容に、新たな興味と意欲が沸き起ります。「食品部門、衣料品部門など、それぞれが興味深くて。社員になれば、もっと経験を広げられるのではないかと」登用試験を受ける決意をしました。「イオンには社員・パートを問わず、社内資格試験をクリアすれば平等にキャリアアップできる独自の『コミュニティ社員制度』があります。パートタイマーが社員採用試験にチャレンジすることもでき、大きな助けになってくれました」

周囲のアドバイスを推進力に、切り拓いた管理職への道

店長を務めるイオン高萩店にて。「パートからスタートしたため“現場の気持ちが分るんじゃない”とよく言われます。」

店長を務めるイオン高萩店にて。
「パートからスタートしたため“現場の気持ちが分るんじゃない”とよく言われます。」

社員をめざし、下田さんが心がけたのは“自分から情報をとりに行くこと”でした。会社の人事制度に関する情報や、職域を広げる上で欠かせない様々な機器類(発注機器や店頭POP用プリンターなど)の使用法などを、周りの社員に尋ねたり、資料を見て自ら学習。努力が実り登用試験に合格した下田さんは、2006年にお客さま窓口であるCS主任、2007年に食品レジ主任を務め、20代後半のこの時期にさらに管理職をめざそうと決意します。「今後どう働きたいかを考えた時、今よりもっとたくさんのことを知りたい、やってみたい、という好奇心が大きかったんです」

目指してみたい管理職のルートは2つありました。1つはこれまで経験を積んできた、後方支援(店舗の後方管理業務)を極める道。もうひとつは個人的にも関心のある食品部門へ転向する道。「悩んで店長に相談したところ“新しい分野を一から覚えて極めていくことは大変だし時間がかかる。今までの経験を生かせる方向で管理職を目指したほうがあなたのためになるのではないか。”と助言をいただき、後方管理業務の責任者である人事総務課長の職を目指す決断をしました」と下田さん。培ってきた人間関係を大切に、迷った時は率直に相談して、アドバイスを推進力に変えていきました。「それにしても『人事総務課長』とは肩書からして難しそう…私にできるだろうか?と当時の人事総務課長にも相談したら“大丈夫やって行けるよ”と明るく背中を押していただき、じゃあ頑張ろう、という気持ちになれました」

視野と仕事をスケールアップし、課長から店長に

2009年、下田さんは人事総務課長として管理職デビューを果たします。「多くの部下をもつことになり、外部との折衝も増え、最初は本当に戸惑いました」何とか業務のサイクルをつかみ余裕が生まれた頃、イオン八潮南店が大きな改装の時期を迎え、自分の発想や判断を店舗経営に反映できる絶好の機会が訪れました。「八潮南店のコンセプトは『ローコスト経営でお客さまに還元するお店』、コストを圧縮しながら、よりよい改装のための予算を確保する必要がありました。そこでユニフォームや清掃の外注契約を見直したり、独自のルールを新たに定めたり。その過程で管理職として店長とも深く意見交換できて視野が広がり、仕事が楽しいなあ、と感じられました」

その後下田さんは、一定の地域内での転居転勤が可能な『R社員』に転換し、2012年イオン大宮西店、2013年土浦店の人事総務課長を歴任。2014年には現在の役職であるイオン高萩店の店長に就任しました。「お店全体を俯瞰してどうすれば地域のお客さまに支持していただけるお店になるかを考え、地域に合った催しの企画、人材の配置、テナントとの交渉などを行います。その一方、店頭でレジ対応したり商品を整えたり。必要だったら何でもする、中小企業の社長のつもりで働いています」今後の目標は?との問いに「これまでシングルなこともあり仕事に打ち込める環境を享受してきましたが、ずっとこのままでは行かないんだろうな、とも思っています。今後、ライフスタイルが変化し働く環境が変わったとしても、自分の能力に対して何らかのポジションが与えられるような“強み”を身につけていきたいですね」会社や人と調和しながら自分の場所を切り拓いてきた人の、しなやかさと強さを感じるインタビューでした。

応援メッセージ

下田 かおりさん

自分で限界を決めてあきらめるのではなく、「こんな仕事がしたい」「社員になりたい」と、意思表示から始めてみませんか?目指す意思や努力があれば、やる気が周りに伝わりサポートを得ることもできると思います。

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